変更の要約
2025 年 6 月、V16R1M1 の変更点
本書のこの版では、File Manager バージョン 16 リリース 1 モディフィケーション・レベル 1 に適用可能な情報を提供します。以下に、本書に行われた以前のリリースからの大幅な変更内容を示します。
- F5 Clear という新しいオプションが「Enhanced Search Command (拡張検索コマンド)」パネル追加されました。これにより、パネルのすべてのフィールドがクリアされます。例については、「Enhanced Search Command (拡張検索コマンド)」パネルを参照してください。
- メモリーに収まらない VSAM 以外の大規模なデータ・セットを表示するときに、補助データ・セットを使用できるようになりました。「Editor Options (エディター・オプション)」パネル で新しい編集オプションを参照してください 。
- 拡張検索レポートのメニュー・パネルに、新しい処理オプション「Start (開始)」が追加されました。別の ISPF セッションで適用可能なオプションを開始するには、この処理オプションを選択します。「Start (開始)」オプションをサポートするオプションについて詳しくは、「編集セッションまたは表示セッションで、ストリングまたはワードにカーソルを置いて F4 を使用」および「拡張検索レポート・フィルター・コマンドのための F4 の使用」を参照してください。
- 「List and Search Options (リストと検索オプション)」パネルおよび「Report View Options (レポート表示オプション)」パネルの両方に、新しいオプション「MLIST」が追加されました。現在の表示セッションまたは編集セッションで参照される最大 16 個のデータ・セット名の ISPF メンバー・リストを生成するには、このオプションを選択します。詳しくは、「コマンド行からの F4 の使用」および「拡張検索レポート・フィルター・コマンドのための F4 の使用」を参照してください。
- F5 Clear という新しいオプションが「Enhanced Search Command (拡張検索コマンド)」パネル追加されました。これにより、パネルのすべてのフィールドがクリアされます。
2024 年 10 月、V16R1M0 初版の変更内容
本書のこの版では、File Manager バージョン 16 リリース 1 モディフィケーション・レベル 0 に適用可能な情報を提供します。以下に、本書に行われた以前のリリースからの大幅な変更内容を示します。
- コンパイラー言語の自動検出で、アセンブラーをサポートするようになり、より効率的になりました。コンパイラー言語の選択で「Auto detect (自動検出)」を参照してください。
- データ、インデックス、カタログ名の VSAM 定義ステートメントを生成し、さらに代替インデックス、パス、および GDG データ・セットをサポートする File Manager DEFV 関数の新しいキーワード。構文および詳細については、「DEFV (VSAM ステートメントの定義)」を参照してください。