File Manager 機能を使用する際のパフォーマンスに関する一般的なヒント
File Manager 関数を使用するときのパフォーマンスを向上させるガイドとしてのヒントを以下に示します。
- REXX の FASTREXX サブセットを使用する
- ユーザー PROC が必要な場合は、フル REXX 言語ではなく REXX の FASTREXX サブセットを使用することを強くお勧めします。File Manager は、FASTREXX サブセットで多くの共通タスクを実行できるように設計された、外部 REXX 関数のセットを提供します。FASTREXX の詳細については、「File Manager User’s Guide and Reference」の、『第 14 章 Enhancing File Manager processing』を参照してください。
- テンプレートとコピーブックの処理
- ユーティリティー DBX および DBI を使用して、それぞれ、ターゲット/入力データ・セットにコピーブックまたはテンプレートを指定できます。ユーティリティー DBX、DBI、DBC、D2G、および DBP は、オプションで、処理する Db2® オブジェクトを記述する Db2® テンプレートを必要とします。これらの関数を使用するときは、次のパフォーマンス関連のポイントについて考慮してください。
- コピーブックの代わりにテンプレートを使用する場合、File Manager の効率が非常に高くなります。コピーブックを使用する必要がある場合は、コピーブックの言語を指定します。(最高のパフォーマンスを得るには、デフォルトの LANG=AUTO ではなく、LANG=COBOL、LANG=HLASM、または LANG=PLI を使用します。)
- テンプレート式を作成する場合は、可能な限り、File Manager 内部処理に適した式を使用してください。詳細については、「File Manager User’s Guide and Reference」の『Improving performance using internal expression processing』を参照してください。