FILEM.AUDIT1.ssid.fc.db

このプロファイルは、XFACILIT クラスに定義します。このためには、以下の RACF® コマンドを入力します。
RDEFINE XFACILIT FILEM.AUDIT1.ssid.fc.db UACC(READ or NONE)
UACC(READ)
これは、特にこのプロファイルへのアクセスを拒否されていない限り、ユーザーおよびグループの監査証跡が作成されるようにする場合に指定します。
UACC(NONE)
これは、特にこのプロファイルへのアクセスを認可されていない限り、ユーザーおよびグループの監査証跡が作成されないようにする場合に指定します。

下記の説明では、プロファイルの RDEFINE で UACC(NONE) を指定していることを想定しているため、特にアクセスを認可されていない限り、ユーザーおよびグループの監査証跡は作成されません。

ユーザー (ユーザー ID userid) またはグループ (グループ ID groupid) に対して監査証跡が作成されるように指定するには、以下のいずれかの RACF® コマンドを入力します。
PERMIT FILEM.AUDIT1.ssid.fc.db CLASS(XFACILIT) ID(userid) ACCESS(READ)
PERMIT FILEM.AUDIT1.ssid.fc.db CLASS(XFACILIT) ID(groupid) ACCESS(READ)