テンプレート
FM/IMS テンプレートを使用して、データベース・セグメントを個々のフィールドに形式設定します。1 つのデータベースに対して 1 つのテンプレートが必要です。
テンプレートは、「編集」「閲覧」「抽出」「印刷」「一括編集」「一括閲覧」の各機能で使用されます。
静止画テンプレート
スタティック・テンプレートは、データベース・セグメントのフィールドを定義するCOBOLコピーブックまたはPL/Iインクルード・メンバーから作成されます。手動で作成し、最新の状態に保つ必要があります。
テンプレート機能(オプション4.1)を使って、個別の静的テンプレートを最初から作成したり、個別の静的テンプレートを更新したりすることができます。この機能はフォアグラウンドで実行されます。
テンプレート更新ユーティリティー (オプション 4.4) を使用して、フォアグラウンドまたはバッチで 1 つ以上のテンプレートを更新します。
FMN1POPI マクロ・ステートメントの TPLLIBn パラメーターを使用して、上記の機能で使用する静的テンプレートを含むデータ・セットの名前を指定します。このパラメーターに指定された値をユーザーがオーバーライドできないようにするには、FMN1POPI マクロ・ステートメントで UTPLLIB=N を設定します。
動的テンプレート
アプリケーション定義のフィールドをDBDに追加したインストールでは、ダイナミックテンプレートを使用するオプションがあります。動的テンプレートは、FM/IMS が DBD 内のフィールド定義から動的に生成するテンプレートです。
FM/IMS ACB が IMS によって管理されている場合は、IMS カタログからフィールド定義を取得します。または、ACB がインストール済み環境によって管理されている場合は、サブシステムの DBD ライブラリーからフィールド定義を取得します。静的なテンプレートに比べて動的なテンプレートの利点は、手動で作成する必要がなく、最新の状態を維持する必要もないことです。
テンプレートの動的生成を有効にするには、FMN1POPI マクロ・ステートメントで DYNTPLT = Y を設定します。テンプレートの動的生成を有効にすると、新規または既存のビューや基準セットを要求した関数は、その関数がアクセスしているデータベースのテンプレートの生成を試みます。この関数がデータベース用の動的テンプレートを生成できない場合は、静的テンプレートの使用に戻ります。
編集」「閲覧」「印刷」「一括編集」「一括閲覧」の各機能は、新規および既存のビューを使用します。抽出機能は、新規および既存の基準セットを使用します。