IMS™ サブシステム・アクセス

FM/IMS では、以下のセクションで説明するように、IMS™ サブシステムがどのようにアクセスされるかを制御できます。

これらの制御の詳細については、サブシステムへのアクセスの制御およびFM/IMS Options を参照してください。

読み取り専用のサブシステム

FM/IMS では、サブシステムを読み取り専用として定義できます。サブシステムが読み取り専用と定義されると、FM/IMS の非更新機能 (ブラウズ、バッチ・ブラウズ、抽出、および印刷) しかサブシステム内のデータベースに対して実行できません。FM/IMS は、ユーザーが更新機能 (編集、バッチ編集、ロード、初期化、および削除/定義) を実行できないようにします。

BMP モード専用および DLI モード専用のサブシステム

FM/IMS では、サブシステムを BMP モード専用または DLI モード専用として定義できます。サブシステムが BMP モード専用として定義されると、サブシステム内のデータベースにアクセスできるのは BMP モードの場合のみです。サブシステムが DLI モード専用として定義されると、サブシステム内のデータベースにアクセスできるのは DLI モードの場合のみです。

静的 PSB 専用および動的 PSB 専用のサブシステム

FM/IMS では、サブシステムを静的 PSB 専用または動的 PSB 専用として定義できます。サブシステムが静的 PSB 専用として定義されると、サブシステム内のデータベースへのアクセスに使用できるのは静的 PSB のみです。サブシステムが動的 PSB 専用として定義されると、サブシステム内のデータベースへのアクセスに使用できるのは動的 PSB のみです。

動的割り振り専用のサブシステム

FM/IMS では、サブシステムを動的割り振り専用として定義できます。サブシステムが動的割り振り専用として定義されると、DLI モードでサブシステム内のデータベースにアクセスする場合に、FM/IMS は、DFSMDA 動的割り振りモジュールで指定されたデータベース・データ・セットの使用を強制します。

IMS ログの強制的な使用および保存

FM/IMS を使用すれば、FM/IMS 機能が DLI モードで実行されていて更新インテントを持つ PSB がその機能で使用されるときに、その機能で IMS™ ログを強制的に使用できます。また、FM/IMS を使用すれば、機能の終了時にログの保持をユーザーに強制することもできます。