ADFz Common Components サーバー構成

ADFzCC server のデフォルト名は IPVSRV1 です。この名前は、ご使用のサイトの要件に合わせて変更できます。

サーバー・プロシージャー (IPVSRV1) 内の CONFIG DD ステートメントで指定したデータ・セット内で、サーバー・オプションを指定し、構成する必要があります。この DD ステートメントに対して定義または連結されたデータ・セットは、順次データ・セットであるか、PDS または PDSE のメンバーであることが必要です。

サンプル構成データは、FMN.SFMNSAM1 メンバー FMNSAMCS に用意されています。サンプル構成データを、ご使用の環境に合わせてカスタマイズする必要があります。

File Manager サンプル IPV 構成メンバー FMNSAMCS は SPAWN_PROGRAM=FMNCSEP を指定します。このプログラムによって、File Manager は権限がある状態で動作し、FM/CICS および File Manager Eclipse プラグインが以下の項目を実行できるようになります。
  • 監査の実行
  • テープへのアクセス
  • リモート・サービスの使用

File ManagerADFzCC server の両方の高位修飾子は、サイトのインストール済み環境の詳細に従って調整する必要があります。この構成データの作成を単純化するために、サンプルの REXX exec が、FMNCSTCS と呼ばれる FMN.SFMNEXEC ライブラリーに用意されています。この exec を TSO から実行すると、さまざまな必須データ・セット名を要求するプロンプトが出され、ADFzCC server で使用できる構成が作成されます。

追加で必要となる可能性のあるカスタマイズについては、「ADFz Common Components カスタマイズ・ガイドおよびユーザーズ・ガイド」を参照してください。