ADFzCC server のカスタマイズ

このセクションでは、ADFzCC server をカスタマイズする方法について説明します。

以下のいずれかを使用する場合は、File Manager のインストールを完了した後で実行します。
  • CICS リソースにアクセスするための、ADFzCC server 経由の CICS。
  • File Manager Service Provider for z/OS® Connect。
  • File Manager を呼び出す Eclipse クライアント・プラグイン (Eclipse、CICS Explorer®、または IBM® Developer for z/OS® (IDz) 内)。

このサーバーは、特定のポート上で接続要求を listen する z/OS® UNIX プロセスを実行します。サーバーは、手動で始動するか、IPL 時にカスタマイズ済みプロシージャーの実行によって始動することができます。

ユーザーが FM インターフェースを使用して FM/CICS トランザクションを実行するか、Eclipse プラグインを使用すると、サーバーはクライアントから接続要求を受け取ります。次に、サーバーはそのクライアントの資格情報 (ユーザー ID およびパスワード、またはパスフレーズ) を検査し、有効であれば、そのユーザー用に新規 FM プロセスを作成します。新規に作成されたプロセスのユーザー ID は、そのクライアントのユーザー ID に変更され、それ以後のすべての通信はそのクライアントと新規に作成された FM プロセスの間で TCP/IP を使用して行われます。その後、サーバーは新しいクライアントからの別の接続要求を待ちます。