動的 PSB の宣言

動的 PSB を使用して BMP モードでデータベースにアクセスする予定がない場合、または MODBLKS リソースの動的リソース定義が使用可能であり、IMS データ定義ユーティリティーを使用して動的 PSB を生成する予定の場合、動的 PSB を宣言する必要はありません。

それ以外の場合、BMP モードで実行する場合に FM/IMS 機能で使用する動的 PSB 名ごとの APPLCTN マクロ・ステートメントを、システム定義に組み込む必要があります。

このためには、以下を使用します。
  • FMN1POPI マクロ・ステートメントの DYNPRFN パラメーターで、FM/IMS がサブシステムへのアクセスに使用できる動的 PSB 名の数を指定します。(DYNPRFN を参照してください。)
  • FMN1POPI マクロ・ステートメントの DYNPRFX パラメーターで、動的 PSB 名の先頭の 1 から 5 文字を指定します。(DYNPRFX を参照してください。)

FM/IMS が使用する動的 PSB 名は、DYNPRFX パラメーターに指定した 1 から 5 文字を、001 から DYNPRFN パラメーターに指定した数までの範囲の 3 桁の各数値と組み合わせることによって得られます。

例えば、サブシステムの FMN マクロ・ステートメントに DYNPRFN=3 と DYNPRFX=FMN1POPI を指定する場合は、次の APPLCTN マクロ・ステートメントがシステム定義に組み込まれている必要があります。

APPLCTN PSB=FMN001,PGMTYPE=BATCH,DOPT
APPLCTN PSB=FMN002,PGMTYPE=BATCH,DOPT
APPLCTN PSB=FMN003,PGMTYPE=BATCH,DOPT
PSB は BMP 用であるため、PGMTYPE=BATCH は必須です。DOPT パラメーターでこれが動的 PSB であることを指定するため、このパラメーターも必須です。