FMN2POPI マクロの例
Example 1
FMN2POPI +
LIST=ACTIVE, +
CONNECT=DEFINED, +
SSIDCMD1=CONNECT, +
SSIDCMD2=SSID, +
CATOWNER=SYSIBMV, +
EDITCAPS=(INITON,PROFILE,CAPSCMD)
Example 2
FMN2POPI +
LIST=ALL, +
CONNECT=ANY, +
SSIDCMD1=SSID, +
SSIDCMD2=DB2SYS, +
CATOWNER=SYSIBM, +
EDITCAPS=(INITON,FIXED,NOCAPSCMD)
例 1
- LIST=ACTIVE は、サブシステム選択リスト上の (ローカル Db2® システムで) アクティブである z/OS® サブシステムのみ、およびすべてのグループ項目を表示することを指定します。
- CONNECT=DEFINED は、FM/Db2 が FMN2SSDM マクロ項目があるアクティブな Db2® サブシステムまたはグループのみに接続しようとすることを指定します。FM/Db2 が接続を試みるには、Db2® サブシステムまたはグループがアクティブである必要があります。
- SSIDCMD1=CONNECT は、このコマンドをサポートする FM/Db2 パネルからの入力時に、現在接続されている Db2® サブシステムを変更するための最初のコマンドとして語 CONNECT を使用できることを指定します。これは、SSID の SSIDCMD1 のデフォルト値を置き換えます。CONNECT は、省略して CONN にできます。
SSIDCMD2=SSID は、このコマンドをサポートする FM/Db2 パネルからの入力時に、現在接続されている Db2® サブシステムを変更するための 2 番目のコマンドとして語 SSID を使用できることを指定します。これは、DB2SYS の SSIDCMD2 のデフォルト値を置き換えます。
これらの 2 つのステートメントの基本的な効果は、CONNECT と SSID の 2 つのコマンドを定義することです。CONNECT は、DB2SYS コマンドを効果的に置き換えます。SSID コマンドは使用可能なままになります。
- CATOWNER=SYSIBMV は、Db2® カタログ表のカタログ所有者が SYSIBMV で、デフォルト値 SYSIBM を置換することを指定します。所有者が SYSIBMV になっている、適切な Db2® ビューが、FM/Db2 によってアクセスされるすべての Db2® カタログ表に定義されるようにする必要があります。
- EDITCAPS=(INITON,PROFILE,CAPSCMD) は、以下のように FM/Db2 エディターの CAPS オプションを設定します。
新規ユーザーの場合は、CAPS 編集オプションをオンに設定します。初期設定は、ユーザーの ISPF プロファイルに格納され、グローバルまたはローカルいずれかの編集オプションのパネルを使用して変更できます。各 FM/Db2 編集セッションは、現行の編集オプションに設定されている CAPS コマンドで開始します。CASE コマンドは、任意の FM/Db2 編集セッション内で使用できます。このコマンドとインストール・デフォルト (INITOFF,PROFILE,CAPSCMD) の違いは、オンに設定された CAPS 編集オプションで新規ユーザーが開始することのみです。デフォルト設定では、新規ユーザーは、オフに設定された CAPS 編集オプションで開始します。
例 2
- LIST=ALL は、サブシステム選択リストで FMN2SSDM マクロ項目を使用して定義されるすべての Db2® サブシステムが、アクティブかどうかには関係なく、表示されることを指定します。例外は、該当する FMN2SSDM マクロの DISPLAY=HIDDEN で定義される Db2® サブシステムです。FMN2SSDM マクロ項目がない場合を除いて、ローカル Db2® システムで定義される他の z/OS® システムもまた、サブシステム選択リストに表示されます。
- CONNECT=ANY は、Db2® サブシステムまたはグループの FM/Db2 マクロ項目があるかどうかに関係なく、FMN2SSDM が、サブシステム選択リストに表示されるすべてのアクティブな Db2® サブシステムまたはグループに接続を試みることを指定します。
- SSIDCMD1=SSID は、このコマンドをサポートする FM/Db2 パネルからの入力時に、現在接続されている Db2® サブシステムを変更するために使用できるコマンドとして、デフォルト値 (SSID) が使用されることを指定します。
SSIDCMD2=DB2SYS は、このコマンドをサポートする FM/Db2 パネルからの入力時に、現在接続されている Db2® サブシステムを変更するために使用できる 2 番目のコマンドとして、デフォルト値 (DB2SYS) が使用されることを指定します。
- CATOWNER=SYSIBM は、Db2® カタログ表のカタログ所有者を、デフォルトである SYSIBM にすることを指定します。FM/Db2 は、Db2® カタログ表に直接アクセスします。
- EDITCAPS=(INITON,FIXED,NOCAPSCMD) は、以下のように FM/Db2 エディターの CAPS オプションを設定します。
すべての FM/Db2 編集セッションが、オンに設定されている CAPS で開始します。「Edit (編集)」オプションを使用して、初期設定を変更することはできません。エディターの CAPS コマンドが使用不可になります。エディターの CASE コマンドは、使用可能なままになります。小文字データは、最初にエディターの CASE MIXED コマンドを発行することでのみ、入力できます。