FMN2SSDM マクロの例
以下のサンプル・コードは、Db2® サブシステム (Db2® バージョン 12 の場合) およびデータ共有グループ (Db2® バージョン 12 の場合) を FMN2SSDM に定義するためにコーディングする FM/Db2 マクロ・ステートメントを示しています。以下と同じような FMN2SSDM マクロをコーディングして、使用するバージョンの FMN2POPT に組み込むことができます。(FMN2SSDMMAC1 の中の FMN.SFMN を変更しないでください。)ステートメントの説明については、例の終わりにある注を参照してください。
FMN2SSDM SSID=DF52,PLAN=FMN2PLAN,PLAN2=FMN2GEN + DF52
TYPE=SUBSYS, +
AUDIT=(REQUIRED,SMF), +
EDIT_MAX_ROWS=0, +
DB2LLIB=('DB2VC10.DF52.SDSNEXIT','DB2.VC10.SDSNLOAD'), +
DB2RLIB=('DB2VC10.DF52.RUNLIB.LOAD'), +
DB2CLIB=('DB2.VC10.SDSNCLST'), +
DB2MLIB=('DB2.VC10.SDSNSPFM'), +
DB2PLIB=('DB2.VC10.SDSNSPFP','DB2.VC10.SDSNPFPE'), +
DB2SLIB=('DB2.VC10.SDSNSPFS'), +
DB2TLIB=('DB2.VC10.SDSNSPFT'), +
DB2PROC=('DB2VC10.DF52.PROCLIB'), +
DESC='DB2 Version 12.1 - Production'
*
FMN2SSDM SSID=DF61,PLAN=FMN2PLAN,PLAN2=FMN2GEN + DF61
DISPLAY=HIDDEN, +
AUDIT=OPTIONAL, +
DB2LLIB=('DB2VC10.DF61.SDSNEXIT','DB2.VC10.SDSNLOAD'), +
DB2RLIB=('DB2VC10.DF61.RUNLIB.LOAD'), +
DB2CLIB=('DB2.VC10.SDSNCLST'), +
DB2MLIB=('DB2.VC10.SDSNSPFM'), +
DB2PLIB=('DB2.VC10.SDSNSPFP','DB2.VC10.SDSNPFPE'), +
DB2SLIB=('DB2.VC10.SDSNSPFS'), +
DB2TLIB=('DB2.VC10.SDSNSPFT'), +
DB2PROC=('DB2VC10.DF61.PROCLIB'), +
DESC='DB2 Version 12.1 - Development'
*
FMN2SSDM SSID=DF13,PLAN=FMN2PLAN,PLAN2=FMN2GEN + DF13
TYPE=SUBSYS, +
AUDIT=REQUIRED, +
EDIT_MAX_ROWS=0, +
FORCE_WITH_UR=Y, +
TABLE_LOCKING=NO, +
DB2LLIB=('DB2VC10.DF13.SDSNEXIT','DB2.VC10.SDSNLOAD'), +
DB2RLIB=('DB2VC10.DF13.RUNLIB.LOAD'), +
DB2CLIB=('DB2.VC10.SDSNCLST'), +
DB2MLIB=('DB2.VC10.SDSNSPFM'), +
DB2PLIB=('DB2.VC10.SDSNSPFP','DB2.VC10.SDSNPFPE'), +
DB2SLIB=('DB2.VC10.SDSNSPFS'), +
DB2TLIB=('DB2.VC10.SDSNSPFT'), +
DB2PROC=('DB2VC10.DF13.PROCLIB'), +
TMPDDLN=DF13TMDD, +
STMJCL1='DISP=SHR,DSN=FIRST.TEMPLATE.LIBRARY,', +
STMJCL2='DISP=SHR,DSN=SECOND.TEMPLATE.LIBRARY', +
OPTEVT1='ITEMERROR,HALT', +
CPYCPYN=DF13CPYC, +
LODINDN=DF13LDIN, +
DESC='DB2 Version 12.1 - Production'
*
FMN2SSDM SSID=DG03,PLAN=FMN2PLAN,PLAN2=FMN2GEN + DG03
TYPE=GROUP, +
DISPLAY=YES, +
DB2LLIB=('DB2VC10.DF61.SDSNEXIT','DB2.VC10.SDSNLOAD'), +
DB2RLIB=('DB2VC10.DF61.RUNLIB.LOAD'), +
DB2CLIB=('DB2.VC10.SDSNCLST'), +
DB2MLIB=('DB2.VC10.SDSNSPFM'), +
DB2PLIB=('DB2.VC10.SDSNSPFP','DB2.VC10.SDSNPFPE'), +
DB2SLIB=('DB2.VC10.SDSNSPFS'), +
DB2TLIB=('DB2.VC10.SDSNSPFT'), +
DB2PROC=('DB2VC10.DF61.PROCLIB') +
DESC='DB2 Group Attach ID number 1'
*
FMN2SSDM SSID=DEFAULT DEFAULT
注: この例では、+ 文字は 72 桁目にあります。
DF52
- これらのステートメントは、Db2® という
DB2 Version 12.1 – Production
12 サブシステムを定義します。 - SSID は DF52 です。
- 監査が必要です。監査レコードは SMF レコードとして作成されます。
- EDIT_MAX_ROWS は 0 に設定されています。これは、すべてのユーザーに対して「ラージ」エディター・モードを無効にするものです。
- Db2® ライブラリー名は DB2LLIB や DB2RLIB などを使用して指定されます。
DF61
- これらのステートメントは、Db2® という
DB2 Version 12.1 – Development
12 サブシステムを定義します。 - SSID は DF61 です。
- 監査はオプションです。
- DISPLAY=HIDDEN が指定されています。この Db2® サブシステムは File Manager Db2® サブシステム選択リストには表示されません。
- Db2® ライブラリー名は DB2LLIB や DB2RLIB などを使用して指定されます。
DF13
- これらのステートメントは、Db2® という
DB2 Version 12.1 – Production
12 サブシステムを定義します。 - SSID は DF13 です。
- 監査が必要です。監査レコードはデータ・セットに作成されます。
- EDIT_MAX_ROWS は 0 に設定されています。これは、すべてのユーザーに対して「ラージ」エディター・モードを無効にするものです。
- FORCE_WITH_UR は Y に設定されています。これにより、FM/Db2 エディターで実行されるすべての SQL ステートメントに
WITH UR
節が追加されます。 - TABLE_LOCKING は NO に設定されています。これにより、ユーザーは FM/Db2 エディターの使用時に
Lock table (表ロック)
オプションを指定できなくなります。 - TMPDDLN キーワードは、DF13TMDD のサイト固有テンプレート・ライブラリーに対して DD 名を指定します。STMJCL1 キーワードと STMJCL2 キーワードは、この DD 名に対して FIRST.TEMPLATE.LIBRARY および SECOND.TEMPLATE.LIBRARY という 2 つの連結データ・セットを指定します。これらのキーワードによって生成される JCL は、以下のとおりです。
//DF13TMDD DD DISP=SHR,DSN=FIRST.TEMPLATE.LIBRARY // DD DSN=SECOND.TEMPLATE.LIBRARY
- OPTEVT1 キーワードは、以下の OPTIONS EVENT ステートメントを生成します。
OPTIONS EVENT(ITEMERROR,HALT)
- CPYCPYN キーワードは、COPY ユーティリティー・ステートメントの COPYDDN 文節で使用される DF91CPYC というテンプレート名を指定します。
- LODINDD キーワードは、LOAD ユーティリティー・ステートメントの INDDN 文節で使用される DF13LDIN というテンプレート名を指定します。
- DB2 ライブラリー名は DB2LLIB や DB2RLIB などを使用して指定されます。
DG03
- これらのステートメントは、Db2® という
DB2 group attach ID number 1
12 データ共有グループを定義します。 - SSID は DG03 です。
- TYPE=GROUP は、この項目が Db2® グループの項目であり Db2® サブシステムの項目ではないことを指定します。
- Db2® ライブラリー名は DB2LLIB や DB2RLIB などを使用して指定されます。
DEFAULT
このステートメントは必須です。パラメーターは DEFAULT のみです。最後の FMN2SSDM マクロ呼び出し (FMN2SSDM マクロ呼び出しが 1 つしかない場合は、そのマクロ呼び出し) で DEFAULT が指定されなければなりません。