監査証跡報告書の印刷方法

監査証跡報告書を印刷するには、以下のようにします。

1. 印刷する監査証跡データが入っている監査証跡データ・セットの名前 (「データ・セット名」) を指定します。
   File Manager で監査証跡データ・セットを作成した場合、その名前の形式は userid.IMSAUDIT.Dyymmdd.Thhmmss です。ここで、

   userid

   ユーザーの ID

   IMSAUDIT

   監査ログ (証跡) としてデータ・セットを識別する定数

   Dyymmdd

   File Manager がこの監査証跡データ・セットを作成した日付

   Thhmmss

   File Manager がこの監査証跡データ・セットを作成した時刻

   注: AUDITHLQ オプションが FMN0POPT (「カスタマイズ・ガイド」を参照) で設定されている場合は、監査証跡データ・セットの名前は、audithlq.FMNLOG.Dyymmdd.Thhmmss です。

   自分で監査証跡データ・セットを作成した場合には、提供されたバッチ・ジョブ FMNSMFX で指定したデータ・セット名を使用してください。詳しくは、File Manager Customization Guideを参照してください。

2. 監査証跡報告書を識別しやすくするために、「説明」入力フィールドを使用してください。記述に組み込みスペースが入る場合には、全体を引用符で囲む必要があります。入力した説明は、報告書の「定様式監査イベント・レコード」セクションに表示されます。
3. 必要な処理オプションを選択します。

   Formatted print (定様式印刷)

   報告書項目を、16 進形式でなく、定様式文字表現で表示します。

   Print only Changed Fields (変更されたフィールドのみ印刷)

   印刷行の量を制限します。

   Delete data set after printing (印刷後にデータ・セットを削除)

   データ・セットの印刷後にデータ・セットを保持するかまたは削除するか。

   Browse report (報告書のブラウズ)

   監査証跡報告書をすぐに表示します。

   注: 監査証跡報告書の内容は、「Set Print Processing Options (印刷処理オプションの設定)」パネルの「PRINTOUT」印刷オプションで指定したように SYSOUT クラスに転送されます。監査証跡報告書をブラウズするには、「PRINTOUT」印刷オプションを「SYSOUT=c」に設定してください。

関連トピック

• 印刷処理オプションの設定 (オプション 0.1)

Batch execution (バッチ実行)

バッチ・ジョブを使用して、監査証跡報告書を印刷するための JCL を生成します。

1. Enter キーを押します。

Audit Trail (監査証跡)

データ・セット名

これは、印刷する編集セッションの監査証跡を含むデータ・セットの名前です。このデータ・セットは、FM/IMS によって直接作成して埋め込むか、あるいは SMF ログ・ファイルから取り込むこともできます。SMF ファイルからデータを取り込むには、ジョブのセットアップが必要です。サンプル JCL が提供されています。

説明

監査証跡報告書の要約統計ページに表示する監査証跡の記述。この記述に組み込みスペースを入れる場合は、引用符で囲む必要があります。

関連トピック

• 「Print Audit Trail (監査証跡の印刷)」パネル