オープン呼び出しの説明

I/O 出口は、File Manager 内のさまざまな理由により、複数の連続したオープン呼び出しを受け取る可能性があります。出口は、最低 1 つのオープン呼び出しを受け取った場合、最低 1 つのクローズ呼び出しを受け取ります。

オープン機能コードは、「実」ファイル・オープンの直後に出口が呼び出されることを意味します。ここでは追加情報が入手可能です (初期化で入手可能であった情報と比較)。出口は以下のことを行う必要があります。
  • データ・セットの処理を継続するかどうかを決定します。(初期化呼び出しの説明 を参照。)
  • I/O 出口制御ブロックの「MAXL (最大データ長)」フィールドを設定します。レコード長が出口によって変更されない場合、この値を変更する必要がありません。
  • ロー・データ・セットの推定サイズを、オリジナルのパーセントとして設定します。例えば、ロー・データ・セットの推定サイズを次のように設定します。
    50
    暗号化されていないデータ・セットは暗号化されたデータ・セットの 50% であることを示します。
    100
    暗号化されていないデータ・セットは暗号化されたデータ・セットと同サイズであることを示します。
    200
    暗号化されていないデータ・セットは暗号化されたデータ・セットの 2 倍のサイズであることを示します (例えば、解凍の結果として)。
    これにより、File Manager は、必要となるメモリー内のストレージの量を見積もることができます。FMN.SFMNSAM1 にあるサンプルは、200 という設定を使用しています。