戻りコード

サンプル COBOL 出口からの戻りコードは、最初に WORKING STORAGE 変数 RAM-RC に設定され、出口の終わりに特殊レジスター RETURN-CODE に置かれます。

考えられる出口からの戻りコード:

WORKING-STORAGE SECTION.

77 RAM-RC PIC S9(9) COMP.
   88 RAM-RC-OK VALUE 0.
   88 RAM-RC-UNKNOWN-OPCODE          VALUE 999.
   88 RAM-RC-REP-NOT-FOUND           VALUE 116.
   88 RAM-RC-INTERNAL-ERROR          VALUE 100.
   88 RAM-RC-REP-NOT-SUPPORTED       VALUE 120.
   88 RAM-RC-REP-IN-USE              VALUE 124.
   88 RAM-RC-MEM-ID-SPEC-BAD         VALUE 156.
   88 RAM-RC-REP-UNAVAIL-UNKNOWN     VALUE 132.
   88 RAM-RC-EOF                     VALUE 180.
   88 RAM-RC-REP-ERROR               VALUE 136.
   88 RAM-RC-BAD-FILTER              VALUE 152.

戻りコードの意味:

RAM-RC-UNKNOWN-OPCODE
要求された関数が出口によってサポートされていないことを示します。
RAM-RC-REP-NOT-FOUND
ライブラリーが見つからなかったことを示します。ライブラリー名がデータ・セット名であれば、データ・セットが見つからなかったことを意味します。
RAM-RC-INTERNAL-ERROR
出口それ自身に内部エラーが発生したことを示します。
RAM-RC-REP-NOT-SUPPORTED
ライブラリーは、この出口によってサポートされていません。CA-Panvalet または PDS アクセスといった他のアクセス方式を使用して、File Manager がこのライブラリーにアクセスを試みます。
RAM-RC-REP-IN-USE
ライブラリーが排他使用されています。
RAM-RC-MEM-ID-SPEC-BAD
メンバー ID 仕様 (メンバー名) パラメーターが使用可能ではありませんでした。
RAM-RC-REP-UNAVAIL-UNKNOWN
不明な理由でライブラリーを使用できません。
RAM-RC-EOF
メンバー・レコードの抽出またはメンバー情報またはメタデータ (メンバー選択リスト用) の表示の処理中に、標準ファイルの終わり (End Of File) が見つかりました。
RAM-RC-REP-ERROR
ライブラリーでなんらかのエラーが発生しました。
RAM-RC-BAD-FILTER
GetMemberInfo 呼び出しへの「filter」引数 (オプションのワイルドカード文字付きのメンバー名) が不正でした。