FIND
この基本コマンドは、ブラウズしているデータにおいて、文字ストリングの次のオカレンスを検索します。ストリングが見つかると、File Manager は、カーソルをそのストリングの開始位置に置き、必要な場合は、ストリングを表示するためにデータをスクロールします。
FIND コマンドには、2 つの形式があります。1 つ目は、簡潔な 図 1. Syntax
FIND string という形式です。詳細を次に示す 2 つ目の形式は、ディスク・トラックにズームしている場合にのみ使用できます。パラメーター
- ALL
- データの先頭から順方向に検索します。FIRST と同じですが、ALL では検索したレコード中の string の合計オカレンス数も表示する点が違います。注: ALL を指定しても、非表示になっているか、あるいはシャドー行によって表される抑制レコードや非選択レコードは検索されません。
- col1
- 検索する桁の範囲内に含まれる最初の桁。1 以上であり、最大レコード長以下である必要があります。
- col2
- 検索される桁の範囲内に含まれる最後の桁。col1 以上であり、最大レコード長以下でなければなりません。指定しない場合は、レコードの最後の桁が使用されます。
- EX
- 除外されたレコードのみ。
- label1
- レコード範囲の始まりを識別するラベル。ラベルはピリオド (.) で始まり、その後に 1 から 4 文字の英字 (数字または特殊文字ではない) を続ける必要があります。文字「Z」で始まるラベルはエディター割り当てラベルを示します。
- label2
- レコード範囲の終わりを識別するラベル。ラベルはピリオド (.) で始まり、その後に 1 から 4 文字の英字 (数字または特殊文字ではない) を続ける必要があります。文字「Z」で始まるラベルはエディター割り当てラベルを示します。
- NX
- 除外されていないレコードのみ。
- X
- EX と同じ。
- ストリング
- 検索ストリング。以下の値が可能です。
- 引用符で開始または終了せず、ブランクまたはコンマを含まない文字ストリング。ストリングの大/小文字は無視されます。同一文字の英大文字表記と小文字表記は一致します。例えば、
MixedはMIXEDと一致します。 - 引用符で囲まれた文字ストリング。このストリングには、ブランクとコンマを入れることができます。ストリングの大/小文字は無視されます。例えば、
'Exact string'は'exact string'と一致します。 - 「C」と、その後に引用符で囲まれた文字ストリング (C'Frog')、または、引用符で囲まれた文字ストリングと、その後に「
C」('Frog'C)。このストリングには、ブランクとコンマを入れることができます。ストリングは (大文字/小文字も含めて) 完全に一致しなければなりません。例えば、C'Exact string'はC'exact string'と一致しません。 - 「X」と、その後に引用符で囲まれた 16 進数ストリング (X'C1C2')、または、引用符で囲まれた 16 進数ストリングと、その後に「
X」('C1C2'X)。
- 引用符で開始または終了せず、ブランクまたはコンマを含まない文字ストリング。ストリングの大/小文字は無視されます。同一文字の英大文字表記と小文字表記は一致します。例えば、
同じストリングの次のオカレンスを検索するには、次を押します。「RFind」機能キー (F5) を押すか、パラメーターを指定せずに FIND コマンドを入力します。ストリングが見つからなければ、メッセージが表示されます。