テンプレートを使用したレコードの選択

パネルまたは関数でデータ・セットを操作するときには、テンプレートを使用して、使用したい特定のレコードを選択できます。2 つのレベルの基準を指定して、処理したいレコードを選択できます。
レコード ID 基準
これは、レコード・タイプの固有の特性を識別して、File Manager がそのレコード・タイプを同じデータ・セット内の他のレコード・タイプと区別できるようにします。デフォルトでは、これらの基準を指定しないと、File Manager はレコード長を使用してレコード・タイプを識別します。

レコードの長さがテンプレートの複数のレコード定義と一致して、それ以上のレコード ID 基準が指定されない場合は、File Manager はテンプレート内の最初に一致したレコード・タイプを使用して、すべてのレコードを表示します。

レコード選択基準
レコードが特定のタイプに属していることが識別されたら、レコード選択基準を指定して、そのタイプのどのレコードを使用したいのか絞り込むことができます。

比較式を使用して、レコード ID 基準とレコード選択基準を指定します。基準を指定すると、基準式を解決するために REXX を呼び出した結果として、処理のオーバーヘッドが生じる可能性があることに注意してください。

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