RDプライマリコマンド
RD 基本コマンドは、現行レコードを印刷します。
Syntax
「Disk Browse (ディスク・ブラウズ)」、「Disk Track Edit(ディスク・トラック編集)」、および「VSAM Update (VSAM 更新)」での RD コマンド
これらのパネルでは、RD (「レコード・ダンプ」) コマンドは、現行レコードをダンプ形式 (レコード・データの下に 16 進値が表示される) で印刷します。
表示および編集での RD コマンド
「View (表示)」パネルおよび「Edit (編集)」パネルで SNGL 表示形式か TABL 表示形式を使用している場合、RD コマンドは RP コマンドと同じです。詳しくは、RPプライマリコマンドを参照してください。
その他の表示形式では、RD (レコード・ダンプ) コマンドは、現行レコードをダンプ形式 (レコード・データの下に 16 進値が表示される) で印刷します。
「View (表示)」パネルまたは「Edit (編集)」パネルから発行された場合、追加パラメーターにより、現行レコードからデータの終わりまで、または表示されているすべてのレコードについて、指定されたレコード数を印刷できます。
- current_rec
- 現行レコードとは、カーソルがデータ域内に置かれているレコードのことです。カーソルがレコード内にない場合、現行レコードはデータ域に表示されている先頭レコードとなります。
- n_recs
- 現行レコードから始まって、表示されている次の n レコードまで を印刷します。
- MAX
- 現行レコードからデータ・セットまたはメンバーの終わりまで、表示されているレコードで残っているレコードすべてを印刷します。
- ALL
- データ・セットまたはメンバーの表示されているレコードすべてを印刷します。
注: ここでは、
表示されているレコードは、現時点で表示が可能なレコードのことであり、Show および Shadow コマンドで設定します。これには、シャドー行、つまり抑制、除外、または選択されていない 1 つ以上のレコードの代わりに表示される
置換レコードが含まれます。シャドー行は、抑制されているか、除外されているか、または選択されていない レコードの数を示していても、n カウントに関しては 1 レコードとしてカウントされます。
使用箇所
- 「Browse (ブラウズ)」パネル
- 「Editor (エディター)」パネル
- 「Disk Browse (ディスク・ブラウズ)」パネル
- 「Disk Track Edit (ディスク・トラック編集)」パネル
- 「VSAM Update (VSAM 更新)」パネル