FIND
現行画面内のテキスト・ストリングを検索する場合に使用します。
各表記の意味は次のとおりです。
- t
- テキスト・ストリングが検索対象であることを示します。Dump Storage 画面を除くすべての画面では、テキスト・ストリングは 大文字小文字が区別されません。Dump Storage 画面では、すべてのテキスト・ストリングについて大文字小文字が区別されます。
- c
- 文字ストリングが検索対象であることを示します。文字ストリングには、大文字小文字の区別があります。
- x
- 16 進数が検索対象であることを示します。偶数桁で指定する必要があります。
- string
- 検索対象の文字ストリング。このストリングに、FIND コマンド・キーワードと誤解される可能性があるブランク、引用符、またはトークンが含まれている場合 (例えば、ストリング NEXT を検索する場合)、このストリングは、単一引用符か、二重引用符のどちらかで囲む必要があります。終わりの引用符は、開始の引用符と同じ種類 (単一または二重) である必要があります。それ以外の引用符はすべて、検索ストリングの一部と見なされます。
- *
- 以前の検索対象と同じストリングを使用することを指定します。
- NEXT
- 現在のカーソル位置の後の最初の位置から検索が開始し、前方に検索を行って、ストリングの次のオカレンスを検出することを指定します。NEXT がデフォルトです。
- PREV
- 現在のカーソル位置の前の最初の位置から検索が開始し、後方に検索を行って、ストリングの直前のオカレンスを検出することを指定します。
- FIRST
- 画面の一番上から検索が開始し、前方に検索を行って、ストリングの最初のオカレンスを検出することを指定します。
- LAST
- 画面の一番下から検索が開始し、後方に検索を行って、ストリングの最後のオカレンスを検出することを指定します。
- ALL
- 画面の一番上から検索が開始し、前方に検索を行って、ストリングのすべてのオカレンスを検出することを指定します。画面の右上隅にあるメッセージが、検出されたオカレンス数を示します。
- CHARS
- 検索対象の文字のシーケンスのオカレンスはすべて一致と見なされることを示します。この値はデフォルトです。
- PREfix
- 一致と見なされるために、検索対象の文字のシーケンスの前に、1 つ以上のブランクまたは属性文字が先行する必要があることを指定します。PRE または PREFIX を指定できます。
- SUFfix
- 一致と見なされるために、検索対象の文字のシーケンスの後に、1 つ以上のブランクまたは属性文字が続く必要があることを指定します。SUF または SUFFIX を指定できます。
- WORD
- 一致と見なされるために、検索対象の文字のシーケンスの前後に、1 つ以上のブランクまたは属性文字を指定する必要があることを指定します。
画面のタイプによる FIND コマンドの差異
「Dump Storage」画面から発行された FIND コマンドは、他のすべての画面から発行された FIND コマンドとは異なる動作をします。(「Dump Storage」画面は、SHOW コマンドを使用するか、アドレスのポイント・アンド・シュート・フィールドにカーソルを置いて Enter キーを押すと表示されます。)
| Dump Storage 画面での FIND コマンド | 他のすべての画面での FIND コマンド |
|---|---|
| T'テキスト' または C'テキスト' のどちらを使用するかにかかわらず、またはいずれも使用しない場合も、文字ストリングはすべて大/小文字が区別されます。 | 文字ストリングの大文字小文字を区別するかどうかは、T'テキスト' (デフォルト) または C'テキスト' のいずれを使用するかにより決定されます。 |
| ターゲット・ストリングは、ミニダンプと関連 MVS™ ダンプのみを対象に検索され、ストレージの説明、見出し、および同様にフォーマット設定された文字ベースのテキストは検索対象に含まれません。一方ミニダンプと MVS™ ダンプは、現在表示されているアドレス範囲のみでなく、全体が検索対象となります。 | ターゲット・ストリングは、16 進ダンプ・フォーマットなどのフォーマット設定された文字ベースのテキストのみで検索されます。ミニダンプまたは MVS™ ダンプは検索されません。 |
| ミニダンプで 16 進値を検索するには、X'テキスト' フォーマットを使用します。 | 16 進フォーマットのストレージを検索するには、文字ストリング・フォーマットを使用します。 |
| FIND コマンドのターゲットは、定様式表示で複数行に分割されている場合でも検出できます。 | FIND コマンドのターゲットは、定様式表示で複数の行に分割されている場合は検出できません。 |
Dump Storage 画面の FIND ALL コマンド進行状況
FIND string ALL コマンドが「Dump Storage」画面から発行され、約 10 秒以内に処理が完了しない場合は、「FIND ALL Progress」画面が表示されます。コマンドの進行状況を示す画面 に、この画面の例が表示されています。図 2. コマンドの進行状況を示す画面
これまでに見つかった一致の数と、最新の一致の保存アドレスが表示されます。
┌─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────┐
│ FIND ALL Progress Lin CHARS X'ef' found │
│ Command ===> ___________________________________________ Scroll ===> CSR │
│ │
│ Number of matches so far. : 201,967 │
│ Address of last match . . : 1639801C │
│ │
│ Press ENTER to keep searching or PF3/PF12 to abort. │
│ │
│ Seconds before next progress │
│ display . . . . . . . . . : 10 (1-99 or 0 to disable) │
│ │
│ *** Bottom of data. │
│ │
└─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────┘
00000030 +30 00000000 00000000 7FFFF000 7FFFF000 *........".0.".0.*
00000040 +40 00000000 00000000 00000000 00FD7D08 *..............'.*
00000050 +50 00000000 00000000 00000000 00000000 *................*
Lines 00000060-00000070 (X'20' bytes) same as above
00000080 +80 00000000 00001005 00020001 00040016 *................*
00000090 +90 00000001 000E0000 00000000 00000000 *................*
000000A0 +A0 00000001 00000000 000001EF C17FF400 *............A"4.*
000000B0 +B0 00000000 00000F1F 00010087 027361C0 *...........g../{*
000000C0 +C0 18000000 00000000 FBEBFFFB FEFFFF7C *...............@*
000000D0 +D0 07FCE000 00000000 F7003B98 00800000 *..\.....7..q....*
検索を続行するには、Enter を押します。必要に応じて、次の進行状況画面が表示されるまでの秒数を 1 ~ 99 の範囲で指定します。さらに進行状況が表示されないようにするには、値 0 を指定します。
検索を中止するには、PF3 または PF12 を押します。