言語環境プログラム異常終了出口 IDIXCEE および IDIXCE64 のインストール
31 ビット・アプリケーション用と 64 ビット・アプリケーション用の 2 つの別個の言語環境 (LE) 呼び出し出口が必要です。
31 ビット・アプリケーション (IDIXCEE):
次のように、LE CEEEXTAN 異常終了出口 CSECT リストに Fault Analyzer IDIXCEE 呼び出し終了を追加します。
CEE.SCEESAMP データ・セット CEEWDEXT サンプル・メンバーのコピーで、コメントを
<<< REPLACE THESE 2 LINES WITH A COPY OF CEEEXTAN
AND OVERRIDE AS DESIRED >>>
以下の行と置き換えます。 CEEXAHD ,User exit header
CEEXART TERMXIT=IDIXCEE
CEEXAST ,Terminate the listCEEEXTAN リストに複数の出口を指定する場合 (例えば、他の類似のサード・パーティー製品も使用されている場合) 、最初の出口には Fault Analyzer を指定する必要があります。
64 ビット・アプリケーション (IDIXCE64):
次のように、LE CELQXTAN 異常終了出口 CSECT リストに Fault Analyzer IDIXCE64 呼び出し終了を追加します。
CEE.SCEESAMP データ・セット CEEWQEXT サンプル・メンバーのコピーで、コメントを
<<< REPLACE THESE 2 LINES WITH A COPY OF CELQXTAN
AND OVERRIDE AS DESIRED >>>
以下の行と置き換えます。 CEEXAHD AM=64 ,User exit header (AMODE 64)
CEEXART TERMXIT=IDIXCE64
CEEXAST ,Terminate the list出口のアクティブ化
これらの出口は IPL を実行することでアクティブになります。更新されたロード・モジュールのいずれかが LPA にある場合、IPL は CLPA オプションを使用して実行する必要があります。
Fault Analyzer インストールの一環として MVS™ の IPL を実行する計画がない場合、この出口は、LE が LPA に配置されているかどうかにより、それぞれ次のようにアクティブにすることができます。
- LE が LPA 内にある場合APPLY ジョブの出力から、USERMOD によって更新されたデータ・セット名とロード・モジュールを判定して、次のコマンドを発行します。
SETPROG LPA,ADD,MOD=(module-list),DSN=data-set-name注:LPA に配置されていない更新済みロード・モジュールが 1 つ以上ある場合は、下の「LE が LPA 内にない場合」の説明に従って処理を続けてください。ECSA のサイズが、SETPROG LPA,ADD コマンドで必要とされる追加ストレージに対応するのに十分であることを確認します。注:CLPA オプションを使って IPL を実行する場合を除いて、次回の IPL の後で、SETPROG コマンドを再発行することを忘れないでください。 - LE が LPA 内にない場合LE が LPA 内にない場合は、LINKLIST 内にあるものと見なされます。出口をアクティブにするには、次のコマンドを発行します。
影響を受けるロード・モジュールのみを選択的にリフレッシュする場合は、更新されたデータ・セットおよびロード・モジュール名の SMP/E APPLY 出力を確認し、LIBRARIES パラメーターと MEMBERS パラメーターを使用して、これらを CSVLLAxx parmlib メンバーに追加し、コマンドF LLA,REFRESHF LLA,UPDATE=xxを発行する必要があります。あるいは、Data Set Commander for z/OS® を使用してリフレッシュを実行します。
LE 異常終了出口のインプリメントに関する一般情報については、「Language Environment® カスタマイズ」を参照してください。
CICS に関する注記:
- サンプル・ジョブ CEEWCEXT でインストールされる AMODE 31 LE 出口 (CEECXTAN) の CICS® バージョンは、IDIXCEE 出口と非常によく似ています。両方ともインストールする場合は、正しい名前を使用していること、および同じ出口を 2 回インストールしていないことを重ねて確認してください。
- CICS® のこの出口の AMODE 64 バージョンは現在ありません。