Fault Analyzer の以前のバージョンからの移行

Fault Analyzer の前のバージョンからのアップグレードに関する情報が、次のトピックで提供されます。

SMP/E インストールとそれに続く Fault Analyzer の新バージョンのアクティベーションについては、Fault Analyzer の保守を参照してください。

次の情報は、すべてのバージョンの Fault Analyzer に適用されます。

LPA モジュールの互換性

Fault Analyzer は、IDI.SIDIALPA データ・セット内のロード・モジュール間で下位互換性を提供します。したがって、以降のバージョンの Fault Analyzer をインストールし、CLPA で IPL を実行し、これらの LPA モジュールを LNKLST または STEPLIB において以前のバージョンの Fault Analyzer とともに使用することができます。

Fault Analyzer データ・セットが APF 許可を保持するには、STEPLIB 連結内のすべてのデータ・セットが APF 許可されている必要があります。

シスプレックス全体でのヒストリー・ファイルの共用

複数のサポート対象レベルの Fault Analyzer が混在してインストールされているシスプレックスにおいて、ヒストリー・ファイルの共用に問題はありません。

IDICHKI レポート

重要な設定と出口が以前のバージョンから確実に引き継がれるようにするには、以前のバージョンで IDICHKI レポートを作成し、新しいバージョンがインストールされた後に再度レポートを作成する必要があります。レポートを比較して相違点を特定します。詳しくは、ステップ 3: サービス・レベルを検証する (オプション) を参照してください。