新しいヒストリー・ファイルの割り振り

新しいヒストリー・ファイルを割り振るには、まず File (ファイル) メニューの New Fault History File Allocation (新しい障害ヒストリー・ファイルの割り振り) オプションを選択します (このオプションの一般的な選択方法については、アクション・バーのプルダウン・メニューを参照してください)。これで、New History File Allocation (新しいヒストリー・ファイルの割り振り画面の例に示す例のように、「新しいヒストリー・ファイルの割り振り」画面が開きます。
1. New History File Allocation (新しいヒストリー・ファイルの割り振り画面の例
┌─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────┐
│ New History File Allocation                                Line 1 Col 1 76  │
│ Command ===> ____________________________________________ Scroll ===> CSR   │
│                                                                             │
│ Press Enter to allocate new history file, or press PF3/PF12 to cancel.      │
│                                                                             │
│ History File Name . . . . :                                               │ Primary Space . . . . . . : 10      Cylinders                               │
│ Secondary Space . . . . . : 25      Cylinders                               │
│ Fault Entry Prefix. . . . : F       (1-3 alphabetic characters)             │
│ Data Set Type . . . . . . : LIBRARY (LIBRARY or PDS)                        │
│ Minimum Fault Entries . . : 100     (25-9999999)                            │
│                                                                             │
│ *** Bottom of data.                                                         │
│                                                                             │
│                                                                             │
│                                                                             │
│                                                                             │
│                                                                             │
│                                                                             │
│                                                                             │
│                                                                             │
│  F1=Help     F3=Exit     F5=RptFind  F7=Up       F8=Down    F12=Cancel      │
└─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────┘
この画面には、以下のフィールドが表示されます。
ヒストリー・ファイル名
割り振られるヒストリー・ファイルの名前。この名前が単一引用符で囲まれていない場合、現行の TSO 接頭部が高位修飾子として使用されます。
注:
次のいずれかの状況で存在しない履歴ファイルをユーザーが指定したためにこの表示が表示される場合、History File Name フィールドは入力に使用できませんが、指定されたターゲット履歴ファイル名が表示されます。
  • Java ダンプ分析中に初期障害項目を作成します。
  • MVS ダンプ・データ・セットの分析後に障害項目を作成します。
  • 履歴ファイル間で 1 つまたは複数の障害項目を移動またはコピーします。
1 次スペース
1 次スペースとして割り振るシリンダーの数。デフォルトは 10 です。
2 次スペース
2 次スペースとして割り振るシリンダーの数。デフォルトは 25 です。
障害項目接頭部
このヒストリー・ファイル内で、すべての障害 ID に割り当てられる 1 文字から 3 文字の接頭部。デフォルトは F です。
データ・セット・タイプ
割り振るべきヒストリー・ファイル・データ・セットのタイプ (以下のいずれか)。
  • LIBRARY (PDSE)
  • PDS (Partitioned Data Set)
デフォルトは LIBRARY です。
障害項目の最小数
自動スペース管理が発生する前に、ヒストリー・ファイルに存在する必要がある障害項目の最小数。この数は、25 から 9999999 の範囲内でなければなりません。デフォルトは 100 です。
注:
このフィールドは、「Data Set Type」フィールドに「LIBRARY」が示される場合にのみ表示されます。
障害項目の最大数
ヒストリー・ファイルで維持する障害項目の最大数 (25 から 9999999 までの数)。デフォルトは 100 です。
注:
このフィールドは、「Data Set Type」フィールドに「PDS」が示される場合にのみ表示されます。