パネルからパネルへの移動

FM/CICS の中のパネル間の移動は、ISPF の下での場合と同じ方法で行うことができます。つまり、メニュー・パネルから、コマンド行に該当するメニュー・オプション番号を入力することによって、処理パネルを立ち上げます。FM/CICS は「Primary Options Menu (基本オプション・メニュー)」パネルを使用して、特定の機能または機能グループに関連する処理パネルへのアクセスを提供しています。場合によっては、「Primary Options Menu (基本オプション・メニュー)」の 1 つのオプションから別のメニュー・パネルに進み、そこから必要な処理パネルを選択できるものもあります。

メニュー構造をよく知っている場合は、メニュー・オプションのフル・パスを入力して、必要なパネルに直ちにジャンプできます。例えば、「Primary Option Menu (基本オプション・メニュー)」パネルから 3.2 と入力すると、「Print Entry (印刷項目の入力)」パネルの 1 つに移動します。このように相対パスを入力することで、本来なら 1 つ 1 つ通らなければならない中間のパネルを「飛び越える」ことができます。

また、オプション番号の前に等号 (=) を付けることで、メニュー構造をナビゲートしなくても、FM/CICS のいずれかのパネルから他のパネルへジャンプすることもできます。等号を使用することによって、FM/CICS は、現在の位置からではなく「Primary Options (基本オプション)」メニューから、ナビゲーションを開始するように指示されます。例えば、「Utility Functions (ユーティリティー機能)」パネル上にあるときに、コマンド行に 2 を入力すると「Print CICS File Entry (CICS ファイルの印刷項目の入力) 」パネル (現行メニューのオプション 2) が表示されますが、=2 と入力すると「Edit CICS File Entry (CICS ファイルの編集項目の入力)」パネル (「Primary Options Menu (基本オプション・メニュー)」パネルのオプション 2) が表示されます。

パネルにアクセスするには、以下の方法の 1 つを選択してください。

必要であれば、「Primary Option Menu (基本オプション・メニュー)」パネルに戻り (「Exit」機能キー (F3) を 1 回以上押して)、コマンド行にメニュー・オプション番号を入力して Enter キーを押します。必要な処理パネルが表示されるまで、ネストされたそれぞれのメニューを繰り返します。
等号と、それに続けて必要なパネルへのフルのメニュー・パスを各メニュー・レベルをピリオドで区切って入力し、Enter キーを押します。

それぞれのパネルを終了するには、次のいずれかを行います。

「Exit (終了)」機能キー (F3) を押します。
コマンド行に END と入力して、Enter キーを押します。