FILEM.AUDIT1.ssid.TODSN
このプロファイルは、FACILITY クラスに定義します。このためには、以下の RACF® コマンドを入力します。
RDEFINE FACILITY FILEM.AUDIT1.ssid.TODSN UACC(UPDATE or READ or NONE)UACC(UPDATE)- これは、ユーザーおよびグループからの監査ログ・レコードがユーザーおよびグループの監査ログ・データ・セットに書き込まれるようにする場合に指定します。また、編集またはブラウズで、特にこのプロファイルへの他のアクセスを認可されていない限り、編集/ブラウズ・セッションの終了時に監査ログ・データ・セットが印刷されるようにする場合に指定します。
UACC(READ)- これは、特にこのプロファイルへの他のアクセスを認可されていない限り、ユーザーおよびグループからの監査ログ・レコードがユーザーの監査ログ・データ・セットに書き込まれるようにする場合に指定します。
UACC(NONE)- 特にこのプロファイルへのアクセスを認可されていない限り、ユーザーおよびグループからの監査ログ・レコードがユーザーおよびグループの監査ログ・データ・セットに書き込まれないようにする場合に指定します。
下記の説明では、プロファイルの RDEFINE で UACC(READ) を指定していることを想定しているため、特にアクセスを拒否されていない限り、ユーザーおよびグループからの監査ログ・レコードはユーザーおよびグループの監査ログ・データ・セットに書き込まれます。
ユーザー (ユーザー ID userid) またはグループ (グループ ID groupid) からの監査ログ・レコードがユーザーおよびグループの監査ログ・データ・セットに書き込まれないことを指定するには、以下のいずれかの RACF® コマンドを入力します。
PERMIT FILEM.AUDIT1.ssid.TODSN CLASS(FACILITY) ID(userid) ACCESS(NONE)
PERMIT FILEM.AUDIT1.ssid.TODSN CLASS(FACILITY) ID(groupid) ACCESS(NONE)ブラウズおよび編集で、編集/ブラウズ・セッションの終了時にユーザー (ユーザー ID userid) またはグループ (グループ ID groupid) からの監査ログ・データ・セットが印刷されるように指定するには、以下のいずれかの RACF® コマンドを入力します。
PERMIT FILEM.AUDIT1.ssid.TODSN CLASS(FACILITY) ID(userid) ACCESS(UPDATE)
PERMIT FILEM.AUDIT1.ssid.TODSN CLASS(FACILITY) ID(groupid) ACCESS(UPDATE)