DFSORT が主ソート製品である場合のカスタマイズ
主ソート製品として DFSORT を使用する場合は、以下のいずれかの方法で DFSORT をインストールします。
- 常駐: DFSORT ライブラリー SORTLPA を LPALST に入れ、DFSORT ライブラリー SICELINK を LINKLIST に入れます。
- 非常駐: DFSORT ライブラリー SICELINK および SORTLPA を専用ライブラリーにします。
- DFSORT を常駐でインストールした場合、File Manager で DFSORT を使用可能にするためにそれ以上のアクションは必要ありません。
- DFSORT を非常駐でインストールした場合、File Manager で DFSORT を使用可能にするために、ISPF とバッチでは異なるアクションを取る必要があります。
- ISPF (対話式)
- ISPF のもとで File Manager が DFSORT を使用できるようにするには、TSO ログオン・プロシージャーの STEPLIB DD ステートメントに、SICELINK の後に SORTLPA という順序で DFSORT ライブラリーを追加する必要があります。(これらのライブラリーを TSO ログオン・プロシージャーに追加したくない場合は、ISPF を起動する前に、TSOLIB コマンドを使用してこれらのライブラリーを追加することができます。)
- バッチ
- バッチで File Manager が DFSORT を使用できるようにするには、File Manager を使用するジョブまたはステップの STEPLIB DD ステートメントに、SICELINK の後に SORTLPA という順序で DFSORT ライブラリーを追加する必要があります。ユーザーのサイトで使用するために、File Manager JCL プロシージャーを作成することもできます。
また、DFSORT ライブラリーをバッチ JCL スケルトン内の STEPLIB DD ステートメントに追加することもできます。これを行う場合、SICELINK の後に SORTLPA という順序で追加する必要があります。バッチ JCL スケルトンについて詳しくは、バッチ・モード用の JCL スケルトンの変更を参照してください。