「Intrapartition Queue (区画内キュー)」パネル

「Intrapartition Queue (区画内キュー)」パネルを使用して、 関連付けられたキューの CICS ファイル制御情報を表示します。このパネルからキューの状況を変更できます。

パネルとフィールドの定義

1. 「Intrapartition Queue (区画内キュー)」パネル
  Process   Options   Help
________________________________________________________________________________
 FM/CICS                  Intrapartition Queue CSZX

 Changeable:          Enabled
    Status  . . . . . ENABLED
    Transaction . . . CZUX
    Terminal  . . . .
    User  . . . . . . CICSUSER
    Trigger level . .     1
    Facility
    1  1. No Terminal
       2. Terminal
 General:
    Sysid . . . . . .
    Number of items . 0
    Attributes  . . . NOTRECOVERABLE



 Command ===>                                                       Scroll CSR 
Changeable: (変更可能:)
パネルのこのセクションには、変更できるキュー属性が含まれます。変更を要求すると関連付けられたキューが使用不可になり、そのあと、要求した属性変更が行われます。要求が失敗した場合、CICS コマンド (func=) とエラー・コードが表示されます。 このコマンドとエラー・コードについては、「CICS Application Programming Reference」の コマンド・コード・セクションに説明があります。要求が失敗した場合、表示された属性は、キューの現在の状況を表します。
Enabled (使用可能)
使用可能状況は、先頭文字を「E」(使用可能) または「D」(使用不可) で 上書きして、変更できます。次の状況値が表示されます。
DISABLED (無効)
キューは使用不可です
DISABLING (無効処理中)
キューは使用不可にされているところです
PENDING (処理待ち)
キューは保留中です
ENABLED (有効)
キューは使用可能です
Transaction (トランザクション)
CICS がキューを処理するタスクを自動的に開始するときに実行されるトランザクション (1 から 4 文字)。トランザクション ID は、有効な CICS トランザクション文字で上書きできます。
Terminal (端末)
キューに関連付けられた端末またはセッション (1 から 4 文字)。ファシリティーが端末に設定された場合、この値は有効な端末 ID で上書きできます。
User (ユーザー)
キューに関連付けられたユーザー ID (1 から 8 文字)。ファシリティーが端末でなければ、この値を有効なユーザー ID で上書きできます。
Trigger level (トリガー・レベル)
キューがこの項目数に到達すると自動トランザクション開始 (ATI、automatic transaction initiation) が発生する項目数。この値は有効な数で上書きできます。
Facility (ファシリティー)
端末がキューに関連付けられているかどうかを示します。
1
端末はキューに関連付けられていません。
2
端末はキューに関連付けられています。
一般
関連付けられた CICS キューに関する次のフィールドは、変更できません。
Sysid (システム ID)
File Manager が実行されているローカル・システムの場合はブランクです。 リモート・リソースの接続 ID を表します。
Number of items (項目数)
現在、このキューにある項目の数。
Attributes (属性)
キューの属性を記述します。
QUEUE (キュー)
UOW は未確定で、待機しています。このキューの UOW によって保留されたロックは、UOW の最終状態が判明するまでアクティブのままです。これは、タスクが「LOCKED」応答を受け取るのではなく、中断状態であることを意味します。UOW の最終状態が判明すると、それが行った変更は、コミットされるかバックアウトされます。その時まで、アクティブ・ロックの 1 つを必要とする以下のタイプの以降の要求は、どれも待機する必要があります。
READQ
未確定 UOW は、READQ または DELETEQ 要求を発行しました。
WRITEQ
未確定 UOW は、WRITEQ または DELETEQ 要求を発行しました。
DELETEQ
未確定 UOW は、READQ、WRITEQ、または DELETEQ 要求を発行しました。
REJECT (拒否)
UOW は未確定で、待機しています。 また、このキューの UOW によって保留されたロックは、UOW の最終状態が判明するまで保持されます。最終状態が判明すると、それが行った変更は、コミットされるかバックアウトされます。その時まで、保持されたロックの 1 つを必要とする以降の要求はどれもリジェクトされ、LOCKED 状態が戻されます。REJECT によって、QUEUE によってトランザクションが待機させられるのと全く同じ環境で LOCKED が発行されることになります。
WAIT (待機)
UOW は待機し、待機中の必要なアクションは、どれも WAITACTION オプションによって決定されます。
NOWAIT
UOW は、待機しません。リカバリー可能リソースに行われた変更は、 トランザクション・リソース定義の ACTION (アクション) 属性によって指定されたとおりに、 バックアウトまたはコミットされます。
LOGICAL
キューは論理的にリカバリー可能です。
NOTRECOVERABLE
キューはリカバリー可能ではありません。
PHYSICAL
キューは物理的にリカバリー可能です。

親パネル

子パネル

  • なし。

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