スクランブル・タイプの指定

Scramble Type」オプションにより、データが出力データ・セットにコピーされる際にどのように順序変更されるかを決定します。

スクランブル・タイプを次の値のいずれかに設定します。
空白
データは順序変更されません。
1 (「ランダム」)
個々の呼び出しでランダム出力値を生成するように順序変更されたデータ。
2 (「反復可能」)
個々の呼び出しで同じ出力値を生成するように順序変更されたデータ。
3 (「変換」)
(「Dsn」フィールドで指定した) 値データ・セットに保持されている入力と出力の値を使用して、データがスクランブルされます。

このオプションでは、入力列と出力列 (「In」および「Out」) および値データ・セット名 (「Dsn」) で「Value」オプションを選択する必要があります。変換データ・セットに含まれるすべてのレコードは、コピー操作用にメモリーにロードされます。入力列と出力列には、データ・セットに保管されている入力フィールド値および出力フィールド値の位置が示されます。それらの長さは、コピー操作でマップされた個々の入力フィールドおよび出力フィールドによって決まります。一致する入力フィールド値が見つかると、対応する出力フィールド値が、一致するレコードから取得されます。一致する値が見つからなかった場合は、ゼロまたはデータ作成属性によって決定される値でフィールドが初期設定されます。

4 (「終了」)
データは (別のパネルで指定した) スクランブル出口を使用してスクランブルされます。スクランブル出口の記述について詳しくは、File Manager for z/OS Customization Guideを参照してください。
5 (「ODPP」)
データは、隣接コマンド・フィールドで指定された ODPP コマンドを使用してスクランブルされます。この領域は、Optim データ・プライバシー・プロバイダー・コマンド入力域です。コマンド構文については、「ODPP 構文ガイド」を参照してください。

ODPP コマンドは、スクロール可能フィールドです。左右にスクロールするには、F10 キーと F11 キーを使用します。コマンドを別のウィンドウに展開するには、F4 キーを使用します。このオプションは、ODPP にアクセスするように File Manager がカスタマイズされ、環境が正常に初期化されている場合にのみ使用できます。詳しくは、File Manager for z/OS Customization Guide を参照してください。

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