表示でのパック・データの処理
ご使用の PDS または PDSE データ・セットが ISPF PACK オプションを使用して書き込まれている場合に、表示で、このデータ・セットを表示する前にデータをアンパックするか、パック形式でデータを処理するかを選択できます。これは、データが ISPF PACK 形式であるように見えながら実際にはそうではない場合に特に有効であることがあります。
データ・セット表示で、ファイルを自動的にアンパックするには、次のようにします。
- 以下のいずれかを実行します。
- 「Primary Option Menu (基本オプション・メニュー)」パネルからオプション「0 Settings (設定)」を選択します。
- 「Set Processing Options (処理オプションの設定)」パネルで、オプション「6 EDIT (編集)」を選択します。
OR
- 「View Entry (表示項目の入力)」パネルで、アクション・バーから、「Options (オプション)」を選択します。
- プルダウン・メニューからオプション 9 を選択します。
- 「Recognize and interpret ISPF packed data (ISPF パック・データの認識および解釈)」を選択します。
このオプションが選択されると、File Manager は表示されているデータ・セットまたはメンバーをチェックして、ISPF PACK オプションを使用して書き込まれているかどうかを判別します。その場合、File Manager はデータをアンパックして、通常の方法で表示できるようにします。アンパックしたデータ・セットが大きすぎてメモリー内に入りきらない場合、File Manager はメッセージを発行し、データ・セットをパック形式でオープンします。このオプションの選択を解除すると、File Manager はデータ形式をチェックせず、パック状態になっているパック・データの操作を行いません。
注: 「View Entry (表示項目の入力)」パネルで、「Use I/O exit (I/O 出口を使用)」オプションを選択した場合、「Recognize and interpret ISPF packed data (ISPF パック・データの認識および解釈)」オプションは無視されます。パック・データ・セットはパック形式で表示されます。
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