STOP IMMEDIATE
文字ストリング STOP IMMEDIATE は、現行レコードを基本出力データ・セットに書き込まずに、現行の File Manager 機能を終了するように File Manager に指示します。RETURN 命令に STOP IMMEDIATE を指定することによる効果は、以下のように、使用する File Manager 機能によって異なります。
- DSC (データ・セット・コピー) の場合、現行レコードはターゲット・データ・セットにコピーされず、機能は終了します。
- DSP (データ・セット印刷) の場合、現行レコードは印刷されず、機能は終了します。
- DSU (データ・セット更新) の場合、変数 OUTREC の中のデータに変更が加えられていたとしても、現行レコードは更新されません。機能は終了します。
- DSEB (データ・セット編集バッチ) の場合、現行レコードに対して UPDATE 機能が呼び出されていない限り、現行レコードは更新されません。いずれの場合も、機能は終了します。
このストリングが、DSC 関数またはデータ・コピー・ユーティリティーと一緒に実行される REXX プロシージャーにより戻され、REXX メンバー選択が指定されている場合、これは引数ストリングなしの RETURN として扱われ、警告メッセージが出されます。後続のレコードは、メンバーの DROP または PROCESS のどちらを行うかが決定されるまで、REXX プロシージャーに渡され続けます。
以下にいくつか例を示します。
RETURN 'STOP IMMEDIATE'
Return 'Stop Immediate'
Return stop immediate /* assumes variables 'stop' and 'immediate' not assigned */