1 レコードすべてを表示するためのズームイン

CHAR、HEX、または LHEX 表示形式で、特定レコード中のすべてのデータを左右にスクロールする必要なしに表示したい場合は、そのレコードにカーソルを移動してから「Zoom (ズーム)」機能キー (F2) を押すことによって「ズームイン」できます。File Manager は、「1 つのレコードのズームイン (CHAR 表示形式)」に示されているように、表示をそのレコードだけに制限します。

ズーム表示は、ズームの前に「Col (桁)」フィールドに示されていた桁に、自動的にスクロールします。

1. 1 つのレコードのズームイン (CHAR 表示形式)
  Process   Options   Help
────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
View             FMN.V15R1M3.SFMNSAM1(FMNCDATA)                 Rec 1 of 40
                                                    Col 1_________ Format CHAR
Record Length Byte ----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6
40         80    1 02Grant Smith         Developer     22  Montrose St     Thor
                61 nlie            6145












Command ===> _____________________________________________________ Scroll PAGE
 F1=Help      F2=Zoom      F3=Exit      F4=CRetriev  F5=RFind     F6=RChange
 F7=Up        F8=Down      F9=Swap     F10=Left     F11=Right    F12=Cancel
注: この例は、サンプル・データ・セットの 2 番目のレコード・タイプからのデータを示しています。このレコード・タイプにはより多くの文字情報が保持されています。

ズームアウトするには、「Zoom」機能キー (F2) をもう一度押します。ズームでは、1 つのレコードにズームインするのと、ズームアウトして複数のレコードを表示するのとの間で切り替わります。ズームアウトすると、表示形式はズームイン前の設定に戻ります。例えば、表示形式が CHAR の場合にズームインして SNGL に変更すると、ズームアウトしたときに表示が CHAR 形式に戻ります。

SNGL または TABL 表示形式では、1 つのレコードのズームイン (「ズームされた」SNGL 表示形式) で示されているように、レコードにズームインすると、そのレコードだけが「ズームされた」SNGL 表示形式で表示されます。この形式は、以下の点で、「通常の」SNGL 表示とは異なります。

  • この表示形式では、レコード間でナビゲートすることはできません。

    「ズームされていない」SNGL 表示形式では、PREVIOUS と NEXT 基本コマンドまたは「Previous」機能キー (F10) と「Next」機能キー (F11) を使用して、レコード間でナビゲートできます。

  • レコードが「ズームされた」SNGL 表示形式で表示されているときには、File Manager は、フィールドがテンプレート内で表示用に選択されているかどうかに関係なくすべてのフィールドを表示します。
    2. 1 つのレコードのズームイン (「ズームされた」SNGL 表示形式)
      Process   Options   Help
     ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
     View             FMN.V15R1M3.SFMNSAM1(FMNCDATA)                 Rec 1 of 40
     Current type is REC-TYPE02                                    Zoom Format SNGL
                                       Top Line is 1    of 11    in Record 21
     Ref Field    Picture Typ Start   Len   Data
       1 1 REC-TYPE02
                          AN      1    80
       2  2 REC-TYPE
                  XX      AN      1     2   02
       3  2 NAME  X(20)   AN      3    20   Grant Smith
       4  2 JOB-TITLE
                  X(14)   AN     23    14   Developer
       5  2 ADDR1 X(20)   AN     37    20   22  Montrose St
       6  2 ADDR2 X(20)   AN     57    20   Thornlie
       7  2 POSTCODE
                  X(4)    AN     77     4   6145
     ****  End of record  ****
    
    
    
     Command ===>                                                       Scroll PAGE
      F1=Help      F2=Zoom      F3=Exit      F4=CRetriev  F5=RFind     F7=Up
      F8=Down      F9=Swap     F12=Cancel                                           
    注: STR コマンドをアクティブにした場合の SNGL 表示で提供されるレコード構造の表示は、ZOOM SNGL 表示と同一であり、レコード間をスクロールすることができます。

    TABL または通常の「ズームされていない」SNGL 表示形式では、File Manager はテンプレートの中で表示のために選択されたフィールドのみを表示します。例えば、1 つのレコードのズームイン (「ズームされた」SNGL 表示形式) に示された例では、テンプレートを編集してフィールド JOB-TITLE を選択解除すると、「ズームされていない」 SNGL 表示形式ではレコードは以下のようになります。

    3. 選択解除されたフィールドがある SNGL フォーマット
      Process   Options   Help
     ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
     View             FMN.V15R1M3.SFMNSAM1(FMNCDATA)                Rec 21 of 40
     Current type is REC-TYPE02                                         Format SNGL
                                       Top Line is 1    of 7     in Record 21
     Ref Field    Picture Typ Start   Len   Data
       2 REC-TYPE
                  XX      AN      1     2   02
       3 NAME     X(20)   AN      3    20   Grant Smith
       5 ADDR1    X(20)   AN     37    20   22  Montrose St
       6 ADDR2    X(20)   AN     57    20   Thornlie
       7 POSTCODE
                  X(4)    AN     77     4   6145
     ****  End of record  ****
    
    
    
    
    
    
    
     Command ===>                                                       Scroll PAGE
      F1=Help      F2=Zoom      F3=Exit      F4=CRetriev  F5=RFind     F7=Up
      F8=Down      F9=Swap     F10=Previous F11=Next     F12=Cancel                 

TABL 表示形式では、ズームにより、表示形式が TABL であったときに画面の左にあったフィールドまで自動的にスクロールされます。

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