「非選択」レコードの表示

次の条件がすべて満たされていれば、レコードは選択済みとみなされます。

  • レコード長が、テンプレートのレコード・タイプ (レベル 01 項目) の 1 つの長さと一致している。レコード・タイプのフィールドのいずれかのデータ記述記入項目に、OCCURS DEPENDING ON 文節が含まれている場合は、さまざまな長さのレコードが、レコード・タイプに一致する可能性があります。詳しくは、可変長配列のサポートを参照してください。
  • レコードのデータが、そのレコード長を持つタイプのレコード ID 基準に一致する。

    レコードがあるレコード・タイプのレコード ID 基準と一致しているが、レコード長がそのレコード・タイプの有効範囲外である場合、そのレコードがレコード・タイプと一致するのは、「Editor Options (エディター・オプション)」(オプション 0.6) パネルの「Length error (長さエラー)」オプションが選択されている場合だけです。このオプションが選択されていると、このようなレコードは、接頭部域に =LGTH 標識付きで表示されます。このオプションが選択されていないと、レコードはそのレコード・タイプとは一致しません。

  • レコードのデータが、そのタイプのレコード選択基準に一致する。
  • レコード・タイプが、(テンプレートを編集しているときに)「Record Selection (レコード選択)」パネルで選択済みになっている。

それ以外の場合は、レコードは、処理には選択されていないとみなされます。

非選択レコードを表示すること、それを非表示にすること、あるいはそれをシャドー行によって表すことを選択できます。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - n Line(s) not selected
  • 非選択レコードを表示するには、コマンド行に SHOW NOT ON を入力します。(SNGL または TABL 表示形式の場合は、レコード・データは現行レコード・タイプの構造に従って形式設定されます。)

    また、「Editor Options (エディター・オプション)」パネルの「Expose (公開)」オプションで「Not selected (非選択)」を選択しても非選択レコードを表示できます。

  • 非選択レコードをグループ化するには、コマンド行に SHOW NOT OFF を入力します。SHADOW コマンドの現行設定に応じて、レコードは完全に非表示になるか、またはシャドー行で表されます。
  • 非選択レコードのシャドー行をオンにするには、コマンド行で「SHADOW NOT ON」と入力します。

    また、「Editor Options (エディター・オプション)」パネルで、「See shadow lines (シャドー行の表示)」オプションの「Not selected (非選択)」を選択しても非選択レコードのシャドー行をオンにできます。

  • シャドー行をオフにして、現行レコード・タイプの選択済みレコード以外はすべて完全に非表示にするには、コマンド行で「SHADOW NOT OFF」と入力します。シャドー行が消えて、画面の左上に、シャドー行をオフにしたために非表示になっているレコードがあることを示す SHAD が表示されます。

    また、「Editor Options (エディター・オプション)」パネルで、「See shadow lines (シャドー行の表示)」オプションの「Not selected (非選択)」を選択解除してもシャドー行をオフにできます。

1. 非選択シャドー行を表示する「View (表示)」パネル
  Process   Options   Help
 ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
 View             FMN.V15R1M3.SFMNSAM1(FMNCDATA)                 Rec 0 of 40
                                                    Record 0_______ Format TABL
 REC-TYPE NAME                 JOB-TITLE      ADDR1                ADDR2
 #2       #3                   #4             #5                   #6         +
 AN 1:2   AN 3:20              AN 23:14       AN 37:20             AN 57:20
 <>       <---+----1----+----> <---+----1---> <---+----1----+----> <---+----1--
 ****  Top of data  ****
 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 20 Line(s) not selected
 02       Grant Smith          Developer      22  Montrose St      Thornlie
 02       Andrew Apple         Developer      44  Eagle Rise       Riverton
 02       Graham Prestcott     Developer      256 Hay St           Cannington
 02       Bill Somers          Developer      84  Murchison Rd     Dianella
 02       Ted Dexter           Developer      92  Smith St         Belmont
 02       Roddy Armstrong      Manager        184 Alexander Dve    Swan View
 02       Cliff Roberts        Manager        28  Bern Rd          Middleswan
 02       James Browne         Manager        123 Wellington St    Guildford
 02       Silvia Carrot        Programmer     48  Small Lane       Mt Pleasant
 02       Dan Peters           Programmer     661 Ayton Way        Floreat Park
 02       John Laws            Tech Writer    20  Uppercrust Cres  Shents
 Command ===> _____________________________________________________ Scroll PAGE
  F1=Help      F2=Zoom      F3=Exit      F4=CRetriev  F5=RFind     F7=Up
  F8=Down      F9=Swap     F10=Left     F11=Right    F12=Cancel                 

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