テンプレート・ワークベンチを使用したコピーブック・テンプレートの作成
テンプレート・ワークベンチを使用してコピーブック・テンプレートを作成するには、次のようにします。
- 以下のいずれかを行って、「テンプレート・ワークベンチ」パネルを開きます。
- 「Primary Option Menu (基本オプション・メニュー)」からオプション 「7.1」 を選択します。
- 「View (表示)」パネルまたは「Edit (編集)」パネルで TVIEW 基本コマンドを発行します。TVIEW をエディター・セッションから実行すると、2 つの追加オプションがテンプレート・ワークベンチに含まれます。「RC - Run using copybook (RC - コピーブックを使用して実行)」と、「RT Run using template (RT - テンプレートを使用して実行)」です。
- 「Copybook (コピーブック)」セクションの「Data set name (データ・セット名)」フィールドには、そのコピーブックを保管したい、データ・セットの名前を入力します。
コピーブックは PDS、PDSE または CA-Panvalet ライブラリーに保管することができます。ライブラリー・メンバーは、ISPF によってパックされていない場合があります。
- これが分かっている場合は、コピーブックのメンバー名を関係のあるフィールドに入力するか、あるいはメンバー名にブランクまたはパターンを指定して、メンバー選択リストを表示させます。次に、リストから必要なメンバーを選択できます。
- 「Template (テンプレート)」セクションの「Data set name (データ・セット名)」フィールドには、新規のテンプレートを保管する既存のデータ・セットの名前を入力します。
テンプレートは PDS または PDSE データ・セットに保管できますが、CA-Panvalet ライブラリーや、Library Management System Exit がアクセスするライブラリーには保管できません。
- 「Template (テンプレート)」セクションの「Member (メンバー)」フィールドには、新規テンプレートの名前を入力します。
コピーブックを既存のテンプレートにコピーする (既存のテンプレートに上書きする) には、既存のメンバー名を指定するか、あるいはブランクまたはパターンを指定して、「Member Selection (メンバー選択)」パネルを表示します。次に、リストから必要なメンバーを選択できます。
- コマンド行に
CC
コマンドを入力し、Enter キーを押します。File Manager はコピーブックをデフォルトのコンパイラーでコンパイルすることによって妥当性を検査し、成功した場合は、そのテンプレートを生成して保管します。その処理の成功または失敗を示すメッセージがパネルの右上隅に表示されます。
注: テンプレートのデータ・セット名を指定しないと、File Manager により一時テンプレートが作成され、それを編集することができます。「Template Workbench (テンプレート・ワークベンチ)」をクローズする前に、テンプレート名を指定して SAVE コマンドを入力することによって、そのテンプレートを保管できます。それ以外の場合は、テンプレートは廃棄されます。
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