CHANGE での長いストリングの処理
CHANGE コマンドを使用すると、100 文字までの長さの「元」ストリングと「宛先」ストリングを指定できます。ただし、長いストリングを扱うときには、コマンド行に CHANGE コマンド全体 (他のパラメーターを含む) が収まらないことがあります。この問題を解決するには、以下のいずれかを実行して「Extended Command Entry (拡張コマンド入力)」ポップアップ・パネルを表示します (CHANGE コマンドの「Extended Command Entry (拡張コマンド入力)」ポップアップ・パネル を参照)。
CX
(Change Extended の略) を入力する。- CHANGE 基本コマンド (または「C」などの省略形) をパラメーターなしで 入力します。
「Extended Command Entry (拡張コマンド入力)」ポップアップ・パネルには 5 つの行 (各 50 文字) があり、 そこにすべての CHANGE コマンド・パラメーターを入力できます (ただし、実際のキーワード CHANGE やその省略形は入力しません)。File Manager は、このポップアップ・パネル上の 5 行を 連続したものとして扱います。これにより、長い「元」ストリングと「宛先」ストリング、および他の任意のパラメーターを、合計で 250 字まで指定できます。
注: ストリング (または他の任意のパラメーター) は、ポップアップ・パネルの行の末尾から次の行の先頭に続けることができます。ただし、1 行を完全に埋めてから次の行を使用しなければならないというわけではありません。例えば、1 行目で「元」 ストリングを指定し、次の行で「宛先」 ストリングを指定し、 さらに次の行で他のパラメーターを指定することができます。引用符で囲まれたストリングを指定せず、行を最後まで使用しない場合、File Manager はその行の未使用部分を単一のスペースとして扱います。引用符で囲まれたストリングを指定する場合は、末尾ブランクおよび次の行の先行ブランクがそのまま保持されます。
CHANGE コマンドの「Extended Command Entry (拡張コマンド入力)」ポップアップ・パネル は、CHANGE コマンドの「Extended Command Entry (拡張コマンド入力)」ポップアップ・パネルを示しています。この例では、フィールド「#3」にあるストリング「dichlorodiphenyltrichloroethane」 が、 非除外レコードについてのみストリング「trinitrophenylmethylnitramine」に変更されます。図 1. CHANGE コマンドの「Extended Command Entry (拡張コマンド入力)」ポップアップ・パネル
Process Options Help ─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── Edit FMN.V15R1M3.SFMNSAM1(FMNCDATA) Rec 1 of 40 Format TABL ┌───────────────────── Extended Command Entry ──────────────────────┐ │ │ │ Complete typing the CHANGE command and press Enter. │ │ │ -> 0 │ CHANGE ===> dichlorodiphenyltrichloroethane │ 0 │ ===> trinitrophenylmethylnitramine │ 0 │ ===> all #3 nx │ 0 │ ===> │ 0 │ ===> │ 0 │ │ 0 │ │ 0 │ F1=Help F2=Split F3=Exit F9=Swap F12=Cancel │ 0 └───────────────────────────────────────────────────────────────────┘ 000009 000140 ammonium hydroxide solution 000010 000150 dichlorodiphenyltrichloroethane 000011 **** End of data **** Command ===> cx Scroll 0001 F1=Help F2=Zoom F3=Exit F4=CRetriev F5=RFind F6=RChange F7=Up F8=Down F9=Swap F10=Left F11=Right F12=Cancel
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