リフレッシュ処理

リフレッシュ処理は、対話式再分析時に更新されたユーザー情報のために障害項目を再書き込みするときに行われます。このリフレッシュ処理を発生させるユーザー情報は、以下のいずれかです。
  • INFO コマンドまたは「File->Fault Entry Information」アクション・バーのプルダウン・メニュー・オプションで変更されたユーザー名、ユーザー・タイトル、またはロック・フラグ。
  • 追加、削除、または変更されたダンプ・ストレージ・アドレスに対するユーザー注記。
次の状況のいずれか、または両方が発生した場合
  • ユーザー情報は変更されていない
  • 有効な MaxMinidumpPages オプションを超えるサイズのミニダンプが最初に障害項目に追加されている
次に、図 161 に示す例のような画面が表示されます。対話式再分析レポートの終了時に、リフレッシュ処理出口プロンプトの例が表示されます。
1. リフレッシュ処理出口プロンプトの例
  Fault Entry Refresh                                        Line 1 Col 1 76  
  Command ===> ____________________________________________ Scroll ===> CSR   
  
  Press Enter to continue using the fault entry refresh options below.
    
  * User information has been added or modified.                                
                                                            
    Save Updated User
      Information . . . . . . : Y (Y/N)      

    NOTE: If user information is not saved, the minidump will not be saved
          either.
                                                                    
  * A minidump does not yet exist for this fault entry, but the minidump   
  size exceeds the current limit.                             
                                                                              
  MaxMinidumpPages Option . : 5                                           
  Current Minidump Pages. . : 100                                           
  Save Minidump . . . . . . : N (Y/N)                                       
                                                                              
  *** Bottom of data. 
                                                                          
 

画面で、更新されたユーザー情報の保存とミニダンプの書き込みの両方を求められた場合、ミニダンプはユーザー情報も保存されている場合にのみ書き込まれます。

選択したオプションを使用して Fault Entry List 画面に戻るには、Enter キーを押します。

デフォルトのオプション (更新されたユーザー情報を保存するが、ミニダンプは抑制します) を使用して Fault Entry List 画面に戻るには、cancel コマンドを入力します。

END コマンドや EXIT コマンドを使用してこの画面を終了することはできません。

代わりに、バッチで再分析が行われる場合は、同等の機能の実行にユーザー出口を使用できます。この出口は事実上 End Processing ユーザー出口で、RefreshExits オプションを使用して指定されます (RefreshExits を参照)。