V14.1 から V15.1 へのマイグレーション

このセクションでは、Fault Analyzer をバージョン 14.1 からマイグレーションする場合に認識しておく必要がある、バージョン 15.1 での変更点に関する情報を説明します。
  • IDIXDCAP 事前ダンプ出口のインストールは、IEAVTABX CSECT 出口リストを介してサポートされなくなりました。IDIXDCAP は、IEAVTABX_EXIT 動的出口としてインストールする必要があります。詳しくは、MVS 変更オプション/抑止ダンプ出口のインストール IDIXDCAP を参照してください。
  • XDUMP はデフォルトで有効になっています。詳しくは、「拡張ミニダンプ・データ・セット (XDUMP)」を参照してください。
  • 以前の非推奨のオプションが削除されました。
    • HistCols
    • InteractiveExitPromptSeconds
    • RDZClient
    • UseIDISTime
  • IDIOPT1 SMP/E USERMOD (非標準 LE パラメーター・リスト分離文字の使用) は非推奨になりました。代替は現在ありません。
  • IDIOPT2 SMP/E USERMOD (前の出口が RC=8 の場合に IDIXDCAP リアルタイム分析を抑止) は非推奨になりました。代わりに、IDIOPTLM 構成オプション・モジュール PREVEXIT オプション・フィールドを使用します。詳しくは、前の出口が RC=8 の場合に IDIXDCAP リアルタイム分析を抑止 (PREVEXIT) を参照してください。
  • データ・セット IDI.SIDILPA1 は提供されなくなりました。このデータ・セットが Fault Analyzer の以前のバージョンから存在する場合は、LPALSTxx parmlib メンバー内のエントリーを含めて削除する必要があります。このデータ・セットを LPA から削除するには IPL を推奨されます。推奨されるストレージ の説明に従って、代わりに、SETPROG コマンドを使用してモジュール IDIDA を LPA に配置します。