Java ダンプ分析で使用するデフォルトの JVM の指定

Java ダンプ分析を実行するには、Java ダンプを記録した JVM と同等以上のサービス・レベルを持つ JVM が必要です。オプションの DD ステートメントでは、ダンプ Java パスで示された JAVA_HOME のバージョンがシステムで見つからない場合に使用するデフォルトの JVM を指定できます。

IDIJVMIDIJVM6、および IDIJVM11 DD ステートメントを Java 用の IDIS サブシステム JCL に追加することで、デフォルトの JVM を指定できます。
  • IDIJVM DD ステートメントでは、デフォルトの 31 ビット JVM へのパスを指定します。
  • IDIJVM6 DD ステートメントでは、デフォルトの 64 ビット JVM 10 または以前のバージョンへのパスを指定します。
  • IDIJVM11 DD ステートメントでは、デフォルトの 64 ビット JVM 11 または以前のバージョンへのパスを指定します。

//IDIJVM   DD   PATH='path'
//IDIJVM6  DD   PATH='path'
//IDIJVM11 DD   PATH='path'
注:
Diagnostic Tool Framework for Java (DTFJ) は Java 8 以降に内部的な変更が加えられています。Java 8 64ビット・アプリケーションと共存する場合、IDIJVM11 は必須の DDname です。