Fault Analyzer サポートされるアプリケーション環境

Fault Analyzerは、z/OS® において、以下の言語環境およびアプリケーション環境で実行されるアプリケーションをサポートします。
  • COBOL
  • PL/I
  • アセンブラー
  • C/C++
  • Language Environment
  • UNIX® システム・サービス
  • CICS®
  • IMS
  • DB2®
  • MQSeries®
  • Java

ホーム・スペース・モードでの実行か、または 1 次アドレス・スペースがホーム・アドレス・スペースに等しい 1 次スペース・モードでの実行のみをサポートしています。

Fault Analyzer は、z/OS の現在のバージョンでのみ正式にサポートされていますが、以前のバージョンでも正常に動作する可能性があります。z/OS 環境での Fault Analyzer:
  • 31 ビット・アドレッシング・モードで動作します。
  • 24 ビット、31 ビット、または 64 ビットのアドレッシング・モード・アプリケーションで分析を実行します。
  • マルチスレッド、DLL、および XPLink アプリケーションをサポートしています。

アセンブラー、COBOL、および Enterprise PL/I は、データが 64 ビット・ストレージ内にある場合に関連ストレージ域のフォーマットとソース行データ・フィールド値が提供される、唯一のアプリケーション・プログラミング言語です。

C++ のサポートでは、クラス情報は提供されません。

リアルタイム分析は、次の TCB 保護キーで実行されているタスクに制限されています。
  • CICS の場合: キー 8 または 9
  • 非 CICS の場合: キー 8
その他の保護キーでタスクが実行されている場合には、Fault AnalyzerIDI0123S メッセージを発行します。別の保護キーで実行されているタスクで異常終了を分析するには、IDI0123S メッセージで SLIP トラップを設定して SVC ダンプを取り込みます。SVC ダンプを分析するには、「障害項目リスト」画面の 「ファイル」 > 「MVS ダンプ・データ・セットの分析」を選択します。

アプリケーション環境に対する基本サポートに直接は関係ないと考えられる問題を解決するには、最新の Fault Analyzer メンテナンスをインストールしてください。詳細については、Fault Analyzer の保守を参照してください。

Fault Analyzer は、以下のいずれかのアプリケーション環境をサポートしています。
  • 適用される保守がない一般出荷 (GA) リリース
  • 指定した PTF (UInnnnn) または APAR (PHnnnnn) が適用されている GA リリース
以下の表は、サポートされている各環境バージョンについて、Fault Analyzer V14.1 に適用される最小メンテナンス・レベルを示しています。
1. サポートされるアプリケーション環境

この表には、3 つの列があります。列 1 には、サポートされているアプリケーション環境がリストされます。列 1 の場合: CICS は行 1 ~ 4 にわたります。COBOL は行 5 ~ 8 にわたります。Enterprise PL/I は行 9 ~ 10 にわたります。z/OS は行 14 ~ 16 にわたります。

サポート対象の環境 サポート対象の環境バージョン Fault Analyzer V14.1 の最小メンテナンス・レベル
CICS Transaction Server V6R1 (740) UI80993
V5R6 (730) UI66662
V5R5 (720) UI59890
V5R4 (710) およびこれ以前 GA
Enterprise COBOL V6R4 UI80993
V6R3 UI63214
V6R2 UI52689
V6R1 およびこれ以前 GA
Enterprise PL/I V6R1 UI80993
V5R3 UI66662
V5R2 UI52689
V5R1 およびこれ以前 GA
DB2 V12 およびこれ以前 GA
IMS V15 およびこれ以前 GA
IBM Java for z/OS Version 8 およびこれ以前 GA
z/OS V2R5 UI77735
V2R4 UI65017
V2R3 およびこれ以前 GA

コンパイラー・サポート

最小メンテナンス・レベルが適用されている場合、Fault Analyzer V14.1 は、指定された環境バージョンでコンパイルされたプログラムに対して、その環境の以前のバージョンでコンパイルされた同じプログラムに対して生成されたのと同じ結果を生成します。例えば、Enterprise COBOL V6R3 でコンパイルされたプログラムに対して、Fault Analyzer が Enterprise COBOL V6R2 でコンパイルされた同じプログラムに対して生成されたのと同じ結果を生成するには、APAR UI63214 を Fault Analyzer V14.1 に適用する必要があります。

Fault Analyzer の最小メンテナンス・レベルは、コンパイラー・バージョンの新機能をすべてサポートしているとは限りません。最新の Fault Analyzer の機能拡張を取得するには、メンテナンス・レベルを最新の状態に保つ必要があります。

MQSeries のサポート

MQSeries サポートは以下のいずれかで構成されます。
  • MQSeries 呼び出しで発生する異常終了

    異常終了自体に関する通常の情報に加えて、MQSeries API の説明が提供されます。

  • MQSeries に対する前の呼び出しに関する情報

    この情報は、ゼロ以外の理由コードが生成される結果となった最後の MQSeries 呼び出しの識別番号 (ソース行の昇順) で構成され、呼び出しで使用された理由コード・データ・フィールドの現行内容が提供されます。理由コードがその説明とともに示されます。

    この情報を収集できるようにするには、以下の条件が満たされている必要があります。
    • MQSeries 静的リンケージが使用されている。
    • MQSeries 呼び出しを発行するアプリケーションが COBOL で書かれている。
    • コンパイラー・リストまたはサイド・ファイルが提供されている。

Java サポート

Java サポートには、以下の制限があります。
  • Fault Analyzer は、現在サポートしているバージョンの Java とともに動作します。Fault Analyzer は、以前のバージョンの Java でも正常に動作する可能性はありますが、正式にはサポートされていません。
  • z/OS 2.3 での Java サポートには z/OS PTF UA96120 が必要です。この PTF が適用されていない場合、ABEND EC6 が理由コード 0B26 C04A で Java 分析中に発生します。