デフォルト・オプションの変更
デフォルトの処理オプションは、FM/Db2 と一緒に提供され、モジュール FMN2POPT の中に入っています。これらのオプションを、インストール要件に応じて変更することができます。また、FMN2POPT を使用して Db2® サブシステムを定義し、さらに Db2® データ共用環境では、Db2® グループ接続 ID を定義します。ユーザーのバージョンの FMN2POPT をインストールするには、usermod FMN2UMDP を使用してください。
注: FMN2POPT のオプションは、FMN0POPT の File Manager Base functionでも使用できます。ただし、FM/Db2 オプション・マクロで変更されたオプションは、FM/Db2 に対してのみ有効です。
オプションを変更するには、以下のようにします。
- メンバー FMN2POPT を FMN.SFMNSAM1 からユーザー所有のソース・ライブラリーにコピーします。
- 必要に応じて、そのライブラリー内の FMN2POPT の中のオプションを変更します。FMN2POPT のオプションおよび指定できる値の説明については、File Manager Optionsを参照してください。
- (FM/Db2 で Db2 がアクセスするすべての FMN2POPT システムの定義 (必須)およびFMN2SSDMで説明されているように) FMN2SSDM マクロをご使用のライブラリー内の FMN2POPT メンバーに組み込みます。
- (必要な場合) FMN2POPI マクロを (FM/Db2 オプションのカスタマイズおよびFMN2POPIで説明されているように) ご使用のライブラリー内の FMN2POPT メンバーに組み込みます。
- FMN にある FMN.SFMNSAM12UMDP メンバーを、サイトの要件に応じて変更します。行う必要のある変更については、usermod を参照してください。
- SMP/E usermod FMN2UMDP をインストールします。
注: SMP/E を使用しない場合は、サンプル・ジョブ FMN2POPH を使用して FMN2POPT をアセンブルすることもできます。