別のデータ・セットからのデータのコピー
COPY 基本コマンドを使用すると、データ・セット、または区分データ・セット (PDS) のメンバーから 1 行以上のデータを、現在編集または表示中のデータ・セットまたはメンバーへコピーできます。
データをどこにコピーするかを指定するには、A (after) または B (before) 行コマンドを使用するか、AFTER または BEFORE キーワードをラベルと一緒に使用します。
COPY 基本コマンドの一部としてメンバー名を指定する場合に、「after」または「before」の宛先が正しく指定されていれば、メンバー全体またはメンバーのレコード範囲が直ちにコピーされます。
例:
COPY memnam
- メンバー memnam の内容全体をコピーします。
COPY (memnam) 2 10
- メンバー memnam の 2 行目から 10 行目までコピーします。
コマンドの一部として部分修飾されたデータ・セット名または完全修飾データ・セット名を指定できます。これには、データ・セットまたは別の区分データ・セットが指定できます。
例:
COPY seqds
- 順次データ・セット seqds の内容全体をコピーします。
COPY 'userid.seqds'
- 順次データ・セット userid.seqds の内容全体をコピーします。
COPY pds(mem)
- 区分データ・セット pds 内のメンバー mem の内容全体をコピーします。
COPY pds(mem) 6 10
- メンバー・リストが表示されます。区分データ・セット pds 内のメンバー mem の 6 行目から 10 行目までコピーします。
メンバー名もデータ・セット名も指定しないで COPY コマンドを入力した場合、宛先を指定した後で Enter キーを押すと、File Manager は「Edit/View - Copy (編集/表示 - コピー)」パネルを表示します。
例:
COPY AFTER .HERE
- 「Edit/View - Copy (編集/表示 - コピー)」パネルを表示します。
「Edit/View - Copy (編集/表示 - コピー)」パネルでは、コピーするデータが入ったデータ・セットまたは PDS (およびメンバー) の名前を入力できます。内容全体のコピーをしたくない場合は、コピーする最初と最後のレコードの番号を指定できます。
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